パリの日本大使館の担当者から聞いたサギの一例ですが・・・・シャンゼリゼ 近くの銀行で両替をしようと思い、その入り口で、フランス人に「明日、日本に行くので、日本円に両替して欲しい」と云われて、両替したところ、ホテルに戻ってみると札束の両端のみ本物で、中身がわら半紙だった。
別のサギは、「銀行よりレートを良くする」と云われて、良い金額を提示され納得、目の前で札束を数えて「ハイ納得」と交換する瞬間に「あ~警察官が来た、ヤバイ!」と云って、瞬間札束を引っ込め右のポケットにしまい込み、警察官らしい男が通り去ると、今度は左ポケットから札束をだして交換・・・ホテルに戻り両替した札束を数えると、一枚目は100ユーロ札 二枚目から最後まで10ユーロ札・・・つまり警察官らしき男とグルだったのです・・・・・
「指輪を落としましたよ」と声をかけてくる。「私のじゃないですよ」と言ってその場を去ろうとすると、しつこく指輪を押し付けてくる。
振り切って100メートルほど歩き続けると、今度は別の30代の男性が同じく何かを拾う素振りをしては「指輪を落としましたよ」と声をかけてくるしまつです。このような幼稚な手口で観光客にアプローチして「礼金を巻き上げる」手口が横行しています。勿論、 その指輪は偽物、二束三文の品物です。
「ガソリンが切れかかっているのだが、財布を忘れてしまってピンチなのだ。この新品スーツを半額でいいので買い取ってくれないか」観光客に迫ります。
無視して歩き続けると「じゃあ時計を買い取ってくれないか」と、しばらくついてくる。 これらのスーツ、時計はすべて盗品。そして、もし、うまく事が運べば、車の利を活かして観光客が出した財布を一瞬のスキをみて強奪する手口なのです。
これらの被害にあう日本人の特徴は「多少フランス語、英語を喋れる人が多い」との情報です。 ・・・つまり多くのサギ事件の場合、フランス語も英語も喋れない場合は100%相手を無視して、交渉をしないので、サギに引っかかる機会が少ないのです。 それゆえに「日本語しか喋れない人」の方が被害に遭う確率が少なくなります。
5つ星の一流ホテルに宿泊しても、市内観光を楽しんでホテルに戻ると「ドロボー」に入られることもあります。それでホテルに被害を伝えたとしても「あなたの勘違いでありませんか・・・」と全く取り合ってくれない場合もあります。5つ星のホテルでもいい加減なのです。
(ドロボーに入られたとウソを云って、“芝居” をして、ホテルからお金を巻き上げる宿泊客もいるからホテル側も警戒しています・・・・)
また、警察に行って被害届を出したとしても警察も受理するだけで何もしてくれません。警察官のセリフ「貴方は保険に入ってますか?」ですべて終り。
寄付やアンケートを装ったスリ、また、クレジットカードの犯罪被害も横行しています。 特にオペラ座近辺は観光客が多く、スリもこの辺が主な「仕事場」です。鞄の口は必ず閉じる、貴重品は手が届き易い所に入れない等注意し、近づいてくる不審者などには充分警戒をすることが肝要です。
ホールドアップ等の強行犯は少ないのですが、被害に遭うと旅の楽しさ激減するので、防犯には細心の注意をして良い旅、楽しい旅をしなくてはなりません!その他、旅行中にはいろいろな落とし穴が待ち受けています。
海外旅行を数多く経験した方で、過去の旅行で落し物、忘れものを含めて、まったく「無事故であった!」という人はほとんどいないでしょう!
豪州では物忘れの多い人のことを「bronde」と云います 「 He is bronde 」と皮肉を云われるのは 鍵、メガネ、時計など絶えず何かを忘れて探し回る人です。
加齢につれて人々は次第に健忘症気味となり a touch of amnesia、 最期は オーザイマ Alzheimer (アルツハイマー病)となってゆきます。
日頃から良く歩き、モノをしっかり考え、人との会話も積極的におこない、他人に頼らない健康的な生き方をしなくてはなりません。
一日中ボーとして、テレビばっかり見ていると徐々に衰退して、気力を失います。このような人が海外旅行をすると「忘れ物の山」を築くことになります。
そうなれば、置き引きどころか自滅の道・・・置き引き、スリよりもまだ被害額が多くなる場合もあります。