トヨタ、日産、ホンダ、三菱、マツダの各社は「車の寿命は30万キロ前後迄」公表していますが、これ本当なの?
日本に住んでいた頃は8万キロを超えると “そろそろ買い替え時、余り長く乗っていると、車事故を起こすよ” とか友達に言われて脅されていました。
複数のハイヤーの運転手から聞いた話によると、50万キロ前後でコスト的に廃車になるとのこと。 また、ある京都のTAXI の運転手の話では
“私は80万キロまで乗ったことがある”と証言してくれました。 ここシドニーは東南アジア、中近東、アフリカと同様で日本から沢山の中古車が輸入されています。
輸入した時点でだいたい8万キロを超えているので、当然、数年愛用している頃には10万~20万キロのメーター、それでもまったく問題なく街中を走行しています。
オーストラリアでは日本程、車検が厳しくないので、1990年代(20年以上)位前の車も現役で沢山走っています。
シドニーの警察車両では100万キロを超えて現役で走るパトカーもあるそうです。糸目を付けずに修理費や整備費を注ぎ込んでいるからです。
おわかりですか?! 車は人間が直せる限り永遠に走り続けることができるのですよ。それが機械という物です。
ギネスブックでは1966年式スエーデン・ボルボP1800(スポーツカー)が 360万キロ以上 走行したという記録で認定されているのです。
そうなんです・・・贅沢な日本人は数年で車を買い換えますから・・・・シドニーにきてから車の寿命に関しては考えが大きく変わりました。
人間欲の塊のようなもので、デザインが古くなったとか、エンジンは良いけどボディ、インテリアが汚れてきたりするとすぐに買い替えてしまいますからね・・・
日本の皆さんも、車はできるだけ、長く愛用すべきです。 オイル交換、フィルター交換、タイヤーの偏磨耗、異音、がたつき、ふらつき、Tベルト交換など基本的な事をしっかりすれば何年でも乗れます。
消耗品交換して、エンジンをオーバーホールして、ボディもさびたら、鉄板を当てて補修して・・・メーカーから部品の供給が無くなっても、他車から流用や社外品、ワンオフでなんとでもなります。
生き物と違って、機械ですから、お金にいとめをつけないなら、持ち主があきらめない限り、いくらでも修理して走る事が出来ます。
だから、車の寿命は、持ち主のお金と、車に対する情熱が尽きるまで、って事になりますね。 経年劣化といって人間も年をとるとあちこちにガタが来るように車だってあちこちにガタが来ます。
ただ現実的に考えてごく普通の大衆車に対して1回の修理代に百万も修理代を出しませんよね? 残念ながら修理代が高ければ、まだまだ走るのに 「廃車」と言う事になります。
最近の車はエンジンの軽量化、電子制御化が進んで性能は良くなっていますが、昔のエンジンよりオーバーホールが難しくなってきています。(修正する余裕が少ない)
機械的な部分だけではなく電気系(コンピュータや各センサー、リレー、配線等)も絡んできますのでずっと走らせようと思うと相当なコストが掛かると思います。
オーストラリアでは車の値段は日本の1.5倍します。 従って値段の安い車は人気があります。 現在では韓国車がおおもて・・・Hyundai(現代), KIA(キイア)が日本よりは2割程安い。
「エンジンなど心臓部は日本の技術、デザインはドイツ、50万キロは走行できる」・・・というふれこみなので、今後ますますシェアーを伸ばしてゆきそうです。
ともあれ、日本の皆さんも新車を買ったら 最低 “30万キロ迄” は愛用する覚悟で車を大事にして下さい。 そうです、20年以上愛用するのですよ。
と言っても、新しもの好きで、飽きっぽく、清潔感を大切にする日本人には通用しない言葉かも?