日本の運転免許証を提示すれば豪州の「運転免許証」を即発行してもらえる有難い制度があったのですが・・それは20年も前の話。
いまでは日本の免許証だけではダメで学科試験、路上試験の取り直しをしないとシドニーでは自家用車の運転はできません。
1999年移住後すぐ、シドニーオリンピックの前にRTA(運転免許証交付所)
の窓口にて学科試験を受けました・・・・ところがすべて横文字英語、ガックリ!・・・1週間に1回日本語の通訳が付くというので日を改めて挑戦・・・ところがこの通訳の方、キリスト教会の牧師さんで日本語を喋れるが肝心の道路標識など専門用語はさっぱり、翻訳してもらっても直訳のため何のことやら意味不明・・・結局2回受けたが不合格となりました。
頭にきたが仕方がない、今度は英語試験に挑戦。500ある問題のうち45問が出題されるとのこと。しかもコンピューター出題なので何度でもやり直せて、不合格になっても繰り返し試験が無料で受けられる有難い制度(現在は毎回有料の試験に変更)
1週間通い詰めにてやっと合格。 英語がわからなくても勘を働かせて山を掛ける(ヤマカン)でも努力すれば合格する貴重な体験をしました。
路上試験は日本の道路交通法とほぼ90%同じ、ランドアバウト(信号のない交差点)では「右側から来る車が優先」・・・とかちょっと新しいルールを覚えなくてはなりませんが、豪州移住後も全く事故もなし、有難いことです。
日本でも無事故の優良運転者だったのに、異国の地にゆけば、すぐに免許は交付してくれないのは当たり前、でも煩わしい・・・
運転免許証交付代金(C普通車)$84ドル+路上試験実技代$32ドル+初心者免許証代$14ドル=合計130ドルにてめでたく終了。 ところで日本との大きな違いは 豪州では組織的な自動車学校、つまり「自動車教習所」がないのである。だれか免許を取得している友達、家族などに近くの公園、広場にてマンツーマンで教えてもらわなくてはなりません。
但し、オーストラリアには日本のような自動車教習所はないけれど、路上にて運転技術指導をする専門の教官はいます。
予約すると車で来てくれて、教官の車に乗って自宅の近くの路上でレッスン(Lマークを表示した車)を受けます。
レッスン料は大体一時間35ドルから50ドル、最低50時間のレッスンが義務付けられています。
友人や家族に同乗してもらえば50時間がクリアできるとはいえ、やはりオーストラリアの交通規則は日本と違うし、試験も英語なので、プロの教官に指導を受けた方が早く確実に免許が取れるしその後安全運転をするためにもベスト。
50時間すべて教官に同乗してもらわなくてもいいけれど、たとえば10時間とか20時間など、自分に必要なだけレッスンを受ければいいのです。
言葉の問題もあるので、韓国人、中国人などは自国系の運転技術を指導する自営業者がこの国の道路交通ルールを教えながら有料で個人指導をしています。 この国はなぜ「自動車教習所」を作らないのか?いまでも不思議に思います。
豪州全土に「Driving School」を作れば需要は見込めるし、安全運転指導もできる、事故も減る、新たな雇用の創出ができるのになぜRoad & Traffic Authority はアクションを起こさないのか? 不思議に思います。