飲食店にとって、
お客様が来ない、
売り上げが全くない、
というのはかなりのストレスです。
毎日、
僕は言いようのない不安と戦っていたと思います。
そのストレスの積み重ねは、
少しずつ僕の体をむしばみ始めました。
その日は、
何だか朝から熱っぽくだるい感じがしていました。
夜の営業では、
一組のお客様がご来店下さいました。
ちょうど最後の料理を出した時に、
異変が起きました。
寒気と、全身の震え、吐き気もあり、
立っていられない状況…
スタッフから、
“店長、大丈夫ですか?”と、
聞かれても言葉も出ない…
お客様がお帰りになるのを必死にお見送りした後、
店内で倒れました。
スタッフの声が遠くに聞こえる程、
意識はもうろう…
這いずって、トイレに行き、
嘔吐…
苦しい…苦しい…苦しい…
スタッフにタクシーを呼んで貰い、
病院へ。
『急性胃腸炎』
過度なストレスが原因と、診断。
ひどい脱水症状にあるため、
すぐに点滴。
点滴の最中、天井を眺め、
“おれ、何やってんだろ…”
惨めな姿に涙が止まりませんでした。
結局、
お店を一週間閉めることになりました、が…
予約が一件も入ってなく、
影響なし、というありさま。
しかし、
絶望の淵から這い上がる、
メラメラとしたエネルギーはこの事件がきっかけでした。
次回に続く^_^

