私事ですが、しばらく入院しておりました。
数日のつもりが約半月にも延びてしまいまして、持参の本もお見舞いに戴いた本も読了してしまい。
待合いの本棚や売店の本棚を探る毎日でした(笑)。<穏和しく寝てろ。
で、見つけたのがこれ。待合いにはありがちですね。
実は入院の半月ほど前、津軽旅行に出かけておりまして。
お、五能線!と思って手に取りました。
まぁこの方の作品は、そうやってつい手に取っちゃうんですよねー。
だいたいタイトルに地方色ついてると、そりゃあ縁のあるヒトは引っ掛かりますよ。
で、例にもれず引っ掛かったのは自分ですが。
僅か半月前の記憶なので、駅や街並みまで詳細に思い浮かべられて、ちょっと楽しくもあったのですが。
読了。
・・・・・・び、病院じゃなかったら(しかも消灯後じゃなかったら)、床か壁に叩きつけてたな!!!![]()
いや、前にもやりました。えぇやりましたとも。投げつけました。
わかってたのに。・・・わかってたんだけどなぁ。
以下、ネタバレ(でもないか?)。
ネタはバレないけど、結末書いちゃいますよ。
この方の作品を読むひとは、そういうトコ気にしないかもですが。
全編で、A・B・Cという殺人事件がありまして。
そもそも十津川さんは、後輩が巻き込まれたAの事件で捜査に乗り出して、
その後起こったBの事件との関連性を求めて、Cの事件に居合わせたわけですよ。
それでうまいことこの最後に起きたCの事件を解決して、被疑者を逮捕するんです。
で。ラスト。
“一連の犯人である○○が逮捕された事で、近いうちにAとBの事件についても供述されることだろう”
・・・・・・はいぃ!?![]()
つい、表紙とか奥付とか、確認しちゃったよ!
これ前後編じゃないんですよ!? 一冊読みきりよ!?
これが、次巻につづくなら面白そうですよ。
Cの犯人の自供で、実はAとBの事件がひっくり返るんじゃないか、とかさー。
でも、違うのよ。
これで終わり、なのです。
なに、その投げっぱなし。
そりゃー犯人が自供したら事件は解決だろうけどさ。
そこ、わざわざ書くのも興ざめな話かもだけど。
・・・でも!!!
・・・・・・![]()
ああぁ、またやっちゃったよ。
これだから普段この方の作品読まないのに。
徒に巨匠をこきおろすつもりもないのに。
数年に一度くらい、タイトルの地方色につられて手に取っちゃうのよね・・・
あーぁ。
ま、時間つぶしにはなりましたよー。
≪新潮社 ノベルス≫171P
ISBN:978-4-10-334421-6


