ブログ不精の私、たかとうじんのブログへようこそ。
と、記しながらも前回からの連投ブログ。(苦笑)
しかも、また食べ物ブログでして。
さて、名古屋飯、と、言ったら何を思い浮かべるでしょうか?
私としての1番は、味噌煮込みうどんなんですが、そこから続いてあんかけスパ、ひつまぶし、味噌カツ…、なんて続いていきますが、今回は、私の好きな名古屋菓子のお話を。
名古屋のお菓子としてでなく、私自身がお菓子として好きなお饅頭、それが、[なごやん]。
好みが有るでしょうが、私はなごやんが好きで、しかし、これがなかなかこちら関東では扱いが少なく、見かけるとつい買い物カゴに入れて買ってしまうお菓子でありまして。
それこそ、以前は名古屋からの家族用のお土産として買うのとは別に、私個人用をさらに買い足す位の存在です。
でも、なごやん嫌いという人、まあ、いるんですよね。
私の母がそう。身近に居た。(苦笑)
で、なごやん嫌いな方にお勧めしたいのは、と、言いながら、まあ、無理して食べなくて良いとは思いますが…、おそらく、なごやんのあの食感(どんな食感よ?)が、好きではないという人が嫌いと言うんではなかろうかと思うと、こちらはいかがですか?と、私が思うのは…、
[生なごやん]
こちらは、なごやんとは食感も味も全く違います。
なごやんが和菓子と言うならば、こちら生なごやんは洋菓子とでも言えるような感じです。
で、ちょいお値段高めですが。
でも、この生なごやんの方が、万人受けするんじゃないかと私は思っていまして。
私はどちらの個性も好きですが。(甘ければ良いというわけでは決してありません。)
この生なごやんは、こちら関東ではまずお目にかかる事は少なくて、見掛けたら必ず買いますね。
そんな私がちょっとした用事のついでに立ち寄った、普段はあまり行かないスーパーへ。
そしたら、見慣れない、しかし、その名前はあのなごやんに近いお菓子が目に止まり。
最初、なごやんのパクりかぁ?なんて思ったら、メーカーはPASCO、なごやん製造メーカーですからパクりではなく。
つまりは、なごやんの新種。
そのパッケージに描かれている猫が…、
ん?今は亡き、我が家のミーではないか!?
なんだか、こいつに
「ねぇ、これ食べてみてねぇ~。」
と、言われたようで、買い物カゴへ直行となりました。
このミーについて私は親バカになってしまうので、ここから少々なごにゃんから話が脱線しますが、この我が家の飼い猫だったミーは、そもそも捨て猫で、手の平に乗るくらいの大きさで段ボールの中に入れられて捨てられていたそうで。
そうで、と、記したのは、私自身が見つけて拾ったわけではなく、私の1番下の弟が見つけて、可哀想にと撫でたりしたらしく、しかし、我が家では飼えないというのは弟は分かっていたので、良い人にもらわれろよ、と、その場を後にしたら、トボトボヨチヨチとくっついて我が家の玄関まで来たらしく。
しかし、家では飼えないからと、玄関ドアを閉めたものの、相当長い時間、
「ミャーミャー、ミーミー」
と、鳴き続け、弟が(こいつは根性がある。)と、根負けし、ちゃんと面倒を見るならばと迎え入れた、と、いうわけで。
それからは弟と妹が、主に妹が面倒を見ていたものの、父親が表に出して遊ばせたりしたことで、外に出るのが癖になり、外に出ては猫からの悪気の無い正当なご挨拶、お中元というのか、蝉やら雀やらを咥えて妹の部屋に持参。
すると、きまって妹の部屋から、
「キャアーーーーーーーーーーーーーーっ!」
と、いう悲鳴が聞こえ。(笑)
そんなこんなの繰り返しで日々が過ぎ、やがて弟、妹、共に続けて結婚する事で家を出る事になり、その面倒を見る役目が、猫嫌いの2番目の弟を通り越して私に回ってきて。
あれだけ妹にぴったりくっついていたこのミーも、今度はあんたね、と、ばかりに私にくっついてきて。
餌やり、ケージとトイレの清掃は当然のこととして、嫌がる風呂に連れていってシャワーを浴びせて洗浄していると、この世の終わりのような鳴き声と表情を見せ、それでもその後のドライヤーからのブラッシングは気持ち良さそうに横になり、シャワー無しのブラッシングだけの時は、ブラシでフローリングをコンコンっ!と叩くと自分から私の目の前に来てコテンっ!と、横に。
私がリビングで椅子に座って寛いでいると、下から私を仰ぎ見て、(あのう、乗りたいんですけどぉ。)と、体を左右にユサユサゆらして伺ってくる。
それを見て、私がポンと私の胸を叩くと、そこに飛び乗って来て、私の左肩の上に頭を乗せては目をつぶり、ゴロゴロ言ってじっとして寛ぎ始める。
夜になって、私が1階のリビングから3階の私の部屋に上がる時、ケージで毛繕いしていたり横になっているミーに私が視線を送り、
「ミー!」
と、呼びながら、私の右の太ももをポンポンと叩くと、ケージから勢いよく飛び出して、3階の私の部屋に向かってまっしぐらに階段を駆け上がる。そして、たまに階段を踏み外したりしてずっこける。
「お前、猫のくせに踏み外すなよ。(苦笑)」
とか、
「案外、お前は階段(相変わらず)下手くそなのな。(苦笑)」
なんて話かけると、その内容を知ってか知らずか、
「ミャーーー。」
なんて、返事をする。
布団に入れば、最初は私の脇に入っているものの、朝になれば、なんか頭が重いと目覚めれば、私の額の上にお腹を乗せながら寛いでる。
私が仕事に出掛けて帰ってくるときには、家族から聞いた所によると、このミーがリビングのケージで寛いでいるのに、急にパッと頭をもたげ、ちょっと何かをじっと探って聴いているような素振りを見せたかと思うと、一目散に玄関前に向かって走って行き、曲がる時に後ろ足をフローリングで滑らせてこけながらドリフトして行くんだそうで。
その後、2、3分位すると玄関ドアが開いて、私が家に帰って来るので、窓が閉まっていてテレビの音が流れているのに、いったい何で私が帰ってくるのが分かるのか、家族には全く分からなかったとか。
私にしてみれば、いつもお出迎えを欠かさずにしてくれるのがこのミーでして、私以外には全くしないという。(笑)
家では大人しくしているのに、外に出てみると意外にも勝ち気。
ある時ネコパンチを何度も繰り返しているから、何にネコパンチしてるんだと見てみれば、小さな蛇…。
とある時にはその勝ち気が災いしておそらく野良猫と喧嘩して額に穴を開けてしまって出血し、その穴からバイ菌が入って膿んでしまって入院沙汰。
入院初日の治療代が9万円…。ゲッ!
そのまま入院してから数日して見舞いに伺ったら、病院の方から、
「餌をスプーンであげても、置いておいても全く食べないんですよ…。」
と、困った顔をされながら言われ、私がケージを覗いて見るなり、
「にゃーーーっ!」 >ω<
と、鳴きながら立ち上がり、私がスプーンで餌をすくって差し出せば、ガツガツと食べ始め。
「やっぱり飼い主さんですねぇ!」
なんて、言われて、
「いやあ~、どうなんですかねぇ~。お腹減ったタイミングなんじゃないんですかぁ。(笑)」
と、言いながら、ミーには、
「お前、入院代も高いんだから、ちゃんと喰えってのっ!」
と、言うと、ハニャハニャフニャフニャ言いながら必死で食べていて。聞く耳持たず。
それから毎日見舞いに行っては食べさせて。
そして、退院の日、入院治療代、3週間で20数万円…。
・・・・・・。 (ー_ー;)
「すいません、カードでお願いしまっすぅ!」
まあ、色々ありましたけど、全く躾いらずの良くできた猫でした。
もう、可愛くて仕方がなかったです…。
はい、こいつに限っては、私、親バカです。
そんなミーが天に召されて、もう十数余年…。
(..)
お別れの時に、
「ミー、またいつか帰っておいで!」
って、伝えた筈なのに…、いまだに帰って来ないよな…。
ん?
もしかして、なごにゃんのパッケージになってたのか?
だいぶ脱線しましたが、このなごにゃんの猫の絵には、そんな飼い猫のミーが瞬時にダブってしまいましたねぇ。
さてさて、このなごにゃんですが、食べてみると、なごやんと生なごやんの2つの感じが1つになっているような感じがしました。
餡はなごやんに近く、外の皮の感じは生なごやんに近いような。
価格的にも2つの中間位なのかもしれません。
もし見つけられたら、お試し下さい!
我が家のミーが、買ってね!と、言ってますから。(笑)
てなわけで、またいずれ。
たかとうじんでした!
おいっ!ミー、美味かったぞ!