ブログ不精の私、たかとう じんのブログへようこそ。


外気温が高くなってきて、暑い暑い。私の苦手な季節です。

熱中症のニュースも増えてきましたし、私の回りの方でも熱中症になった人もいまして、適宜の水分補給、冷房利用、気をつけていきましょう。


今回の私のブログは、私が大好きだった自動車評論家の三本和彦氏との想い出を記しておこうかなと。

三本和彦氏に想いがあるので長文になるかもしれません。

お疲れでなかったらお付き合いください。




さて、自動車評論家(ご本人は単に評論家と呼ばれる事を好まれてました。)の三本和彦氏がお亡くなりになられて、早いものでもう一年になります。


三本和彦氏死去 


この記事では老衰によるご逝去、と、なっていますが、その後の記事では転移性肝がんとなっておりました。


三本和彦氏をご存知無い方には、三本和彦氏と言えばこの番組、テレビ神奈川で27年もの間続いた❰新車情報❱をご紹介。



私は中学生の時にこの❰新車情報❱という番組を当時の同級生から、

「面白いおじさんがやってる自動車番組がある。」

と、聞いて知り、確かに見たら面白く、それ以来❰新車情報❱を見られるだけ見て、この番組のメインキャスター、三本和彦氏が私は大好きでした。

その番組内では、カタカナで表される事のある自動車用語を日本語に言い直されたりされ、視聴者に分かってもらえるように解説されたりしていました。

例えば、4速オートマチックは、4速の自動変速機、5速マニュアルは、5速の手動変速機、と、いったような具合。
時代的にカタカナ語に弱い方へのご配慮かなと思ったり。(我が父もカタカナ語には弱く)

例えば今でも評論家や政治家等と呼ばれる人々は、話している時に英語や専門用語等を用いて話したりしてそのまま話を進めてしまいますが、それでは分からない人もいるかもしれず、三本和彦氏はそれでは伝わらないと考えて、わざわざ日本語に言い換えておられたのかなと。
この点だけでも、一般の人に分かりやすく解説しようという評論家としての姿勢の現れではないかと。

また三本和彦氏は、番組で取り上げたクルマを作った自動車会社の開発責任者に対して気に入らない点には忌憚なく意見を番組内で述べられたり、こうしたらどうか?こうしていただけませんか?と、いったような進言をされたりしてました。

これが私のような者には知識や見識を与えてくれる切っ掛けにもなって勉強になりましたし、私は三本節というものを楽しみにするようになりました。




時は流れに流れ、私は自動車の運転もするようになり、とある自動車輸入会社へ出向。

その会社のイベントで三本和彦氏のトークショーが催されるということで、私は当時の広報部長に私は中学生の時から三本和彦氏の大ファンでして、と、伝えたら、じゃあイベントにいらっしゃい、三本さんに会わせてあげるよ、と。

イベント当日、生で三本和彦氏のトークショーも聴くことが出来、感激でした。

そのトークショー後に、広報部長の所へ行くと、仕事の話をちょっとだけするので、その後に会わせてあげるから、ちょっとだけ待っててと。

本当に10分程の時間で三本和彦氏のいらっしゃる部屋に呼ばれて、広報部長は私を三本和彦氏に紹介してくれました。

そのときに、私がスカイラインのオーナーズクラブに所属している事などをお伝えいただき、初対面の三本和彦氏は、笑顔で私を迎え入れてくださいました。

そして、私が所属していたスカイラインのオーナーズクラブが関係していた岡谷市にある❰プリンス&スカイラインミュウジアム❱の事をお話して、

「このようなお席で厚かましいお話なんですが、岡谷市にあるミュウジアムで、歴代スカイラインの開発責任者であった櫻井眞一郎氏とトークショーに来ていただくわけにはいきませんでしょうか?」

と、お話すると、

「ああ、良いですよ。私のスケジュールが空いている所であれば伺いますよ。」

と、すぐにお引き受けいただけるご返答をいただくことができました。

三本和彦氏曰く、櫻井眞一郎氏とはお互いの家でお酒を酌み交わす仲でしたよ、とも伺いました。

小一時間程お話をさせていただいて、快く写真撮影とサインに応じていただきました。

◉私の大好きな三本和彦氏と共に…

◉三本和彦氏サイン(実物には名前が入ってます。)&トークショーのチケット。




プリンス&スカイラインミュウジアムのイベントに三本和彦氏は来ていただけることになり、そのイベント当日に三本和彦氏はHONDAのフィットを自ら運転して来られました。

そのフィットのシートを見て私が、

「フィットのシート、革シートなんですね?フィットに革シートの仕様がありましたか?」

と、問うと、

「HONDAに作らせたんですよ。こういった仕様のクルマがあっても良いんじゃないか?と、言ってね。」

と。さすが!

ミュウジアムでのトークショーでは、私は司会進行役であったんですが、トークショーのテーマについてお話をしたら、本番ではさすが三本キャスター、私の司会進行要らず(苦笑)で櫻井眞一郎氏とトークショーを進めて下さいました。

◉左から櫻井眞一郎氏、三本和彦氏、そして、私。

ミュウジアムのバックヤードでは、三本和彦氏、櫻井眞一郎氏と色々なお話をすることが出来、夢のようでした。




ミュウジアムでのイベント後、麻布十番の街中を歩いていたら、偶然にまた三本和彦氏と再会し、イベントへのご協力への感謝をあらためてお伝えし、10分程雑談、聞けば事務所が麻布十番のお近くなんだとお話してくださいました。


その後、三本和彦氏がキャスターをお務めになられていた自動車情報番組テレビ神奈川❰新車情報❱は27年間で終了を迎えましたが、その番組の最終回は、新車情報大賞といって、その年の番組で取り上げたクルマの中からどれが良いと思ったか、視聴者から投票を募って多くの得票を得たクルマに大賞を差し上げようという内容でした。

私は、日産のティーダに投票し(今でもこのクルマは好きなクルマです。)、そして、見事にこの年の新車情報大賞を日産のティーダが受賞しました。

番組内では、そのティーダのどこが良かったと思うかという視聴者のコメントが読まれましたが、私のティーダに寄せたコメントも、番組内で読んでいただけました。

↓YouTubeで見るをクリックしてご覧下さい。



中学生の時から好きだった三本和彦氏にお会い出来る機会に恵まれた事、三本和彦氏の番組に最終回でコメントが採択された事、私はご縁があったんだなぁ、と、勝手に思っております。(笑)

その三本和彦氏がお亡くなりになられて一年が経っても、いまだに氏を思い出しますし、YouTubeにて番組を視聴しております。

三本和彦氏と、三本和彦氏よりも前にお亡くなりになられたスカイライン開発責任者の櫻井眞一郎氏のお二人にあらためてご冥福をお祈りすると共に、深く感謝させていただきたく思います。


そして、このブログをお読み下さった方々には、どうか三本和彦氏、櫻井眞一郎氏のお二人をどうか忘れずに、そして、時折思い出していただければと思います。

↓YouTubeで見るをクリックしてご覧下さい。




また末筆になりますが、私を三本和彦氏にお引き合わせ下さった当時の広報部長(お名前は伏せておきますが、先日とある自動車雑誌にて、現在所有されているロールス・ロイスと共に記事が掲載されておりました。)に感謝申し上げます。



ここまでお読みくださり、ありがとうございました。



ではまた、いずれ。

たかとう じんでした!



…と、いつも終わるのですが、1つお知らせを記しておこうかと。

私が歌を習っていた時に知り合った山村ひびきさん、井上まいさん、そして山村ひびきさんの合唱団の方々と、さいたま市文化センターの小ホールにてコンサートをすることになりました。

9月14日の木曜日、平日ですが[入場無料!!]で行いますので、会場は13:00、開演は14:00、どうかお誘い合わせの上、多くの方々のご来場を賜りますよう、よろしくお願いいたします!





では、会場でお目にかかりたく思います。
どうぞ皆様ご健康に!


たかとう じんでした!