ブログ不精の私、たかとうじんのブログへようこそ。


いまいちスッキリしないお天気のようですが、いかがお過ごしでしょうか?

明日はまた雨のようですが、今日のお天気は曇り時々晴れの予報。

少しは日差しがありますかね?




さて、先日12日(木)に手術を受ける為に入院したわけですが、翌日無事に手術を終えました。   

腹腔鏡による手術で、体には数ヶ所の穴を開けた傷跡がありますが、今はとくにへその傷跡が痛みます。


全身麻酔による手術というのは初めてでしたが、あんなに麻酔が素早く効くものとは思いませんでした。


朝9:10手術開始との事でしたが、その15分位前になるのでしょうか(時計を見ていないので正確には分かりませんが…)、


「染みていく麻酔をかけますね。」


と、言われて(染みると言われても痛くも何ともありません)、私は目を瞑っていましたが、右肘辺りを押さえられると、意識の中でもやもやとしたものがあり、それが左右に素早く回転するように揺れた感じがして、すぐに黒い幕が降りたように、感覚的にはものの数秒の間に眠りに落ちた感覚でした。


で、起こされて気がついたら手術は終わっていて、意識はぼや~っとしていましたが、手術の立ち会いに来ていた父親に、


「大丈夫か?」


と、問われて、大丈夫と答えて、麻酔の影響でしょうか、その後に嘔吐した所までは覚えていますが、その直後からしばらくは再び眠りについていたようです。


術後に入る観察部屋には眠りについている間に移されていて、その過程は全く覚えていません。


看護師の方に起こされた時に時刻を告げられ、その時は14:25でした。


酸素マスクを付けられていましたが、しばらくしてからそれを1度外され、しかし、血液中の酸素濃度が低くなってしまうようなのでとの事で、再び酸素マスクを装着、それから翌日の朝まで過ごす事になりました。


手術翌日のお昼前に元の病室のベッドに帰り、点滴を受けながら療養しています。




食事は重湯から始まり、看護師さんとはその重湯でさえもお米の味がして美味しく感じましたよ、なんて伝えたら、え~っ!と驚かれましたが。(笑)


でもホント、お米大好きの私としては、その味を感じられるのが嬉しいもので、一緒に出されたしっかり濾過されて粒を失くしたようなポタージュ味のスープも甘さが丁度良く、美味しく感じられ、術後初の食事を楽しめました。


今朝からは食事が重湯からお粥に代わるようですので、退院までは少しずつ代わっていくその病院食と、その間に見る録画してきた映画やドラマを楽しみにして過ごそうと思います。


って、記していたら朝食が運ばれてきました。



おっ、変わった変わった。(笑)

今朝も完食、美味しくいただきました。


昨日は下記のような映画、ドラマを見ました。


❰金田一耕助 犬神家の一族(1976年版)❱

❰金田一耕助 犬神家の一族(2006年版)❱


❰一万三千人の容疑者❱


❰課長島耕作(宅麻伸さん主演)❱


❰小説 吉田学校❱



ド素人ながら簡単に一部の感想を記すと、



◉❰犬神家の一族❱

簡潔に言うと1976年版のほうが映画としての重厚感があり、見るならこちらの方かなと感じました。


2006年版では、おそらく話題作りの為に採用されたんではないかと思われる数人の演者さん(名前は伏せますが…1人だけではありませんでした。)の演技がわざとらしかったり、演技力の不足等を感じ、またホテルのセットもリアル感が不足、作られた感を感じてしまい、好みもあるでしょうが、それぞれが、1976年版で感じられた良い意味でのこの映画に漂わせるべき暗いどろどろした感じ、緊迫感を削いでしまって、映画のクオリティー感、重厚感、本物感をスポイルしている印象でした。



2006年版での加藤武さんの再登板にはにんまり、石坂浩二さんの変わらぬ若々しさには驚きましたけれども。



◉❰一万三千人の容疑者❱

実際にあった吉展ちゃん誘拐殺人事件の捜査手記を元に製作された映画のようです。


場面転換が早く、素っ気なさを感じたりもしましたが、それでも芦田伸介さんのちょっとした何気ない台詞での表現に演技を感じさせない人間臭さ、捜査をする刑事の普通の人間感が出ていて落ち着いて見られたのと、映画前半での犯人との電話でのやり取り、犯人役の井川比佐志さんの訛りを伴った電話での音声が生々しく(素晴らしい)、私の好きなリアルさを感じられて引き込まれました。


◉❰課長島耕作❱

私はこの島耕作シリーズがお気に入りで、漫画は島耕作シリーズの全巻を持っております。


私が今回見たのはドラマ版だと思われますが、島耕作役の宅麻伸さん、イメージにあっていて適役だなと。


元々島耕作のモデルは私の大好きな加山雄三さんなんだそうですが、漫画での島耕作のイメージは加山雄三さんよりももっと線が細くて、加山雄三さんに備わる野性味や骨太感が無い感じで、このドラマでは、そのイメージからすると宅麻伸さんはよりキリッと知性的に見えますが、島耕作のイメージにはよく合いますね。


漫画でのイメージがある分、実写版ではまずはその見た目が大事かなと思って、島耕作ファンの独り言として島耕作を誰が演じたら良いか、それぞれの年代での適役と思われる俳優さんを細かく指定するとすれば、課長なりたての頃やその前、つまりはヤングから係長、課長なりたてのあたりは石田純一さん、課長中期から部長直前位は宅麻伸さん、部長は竹脇無我さん、取締役から相談役は加山雄三さん、人それぞれ適役に思う役者さんの年代が違うかと思いますが、私はこんな感じ、いかがでしょうか?


で、さらにこの島耕作シリーズ全部、ヤングから相談役までを順に1人の俳優さんの生涯を通して、歳の取り方とリンクして若返りメイクや老けメイクは一切なしで演じていただくとすれば、石田純一さんが何となくぴったりくるような気がするんですけど、どうでしょうか?


この見た目で誰が演じるかというのは、漫画を読んで無い方にはあまり関係ないかもしれませんけどもね。



❰小説 吉田学校❱

森繁久彌さんが吉田茂その物に見えますね。吉田茂を写真でしか見たことは有りませんが。(苦笑)


森繁久彌さんはコミカルからシリアス、アドリブまで演じられる方で、見る度に感心してしまいます。

それを数々の名優の方々が揃って回りを固めて演じられていて、その豪華なことといったら。


今、これだけの名優に匹敵する方々を集めてこのクオリティーの映画が出来るかと言ったら、おそらく無理でしょうね。


先日お亡くなりになられた西郷輝彦さんが田中角栄役を演じられていましたが、声色を上手く真似られていて、そこまでおやりになられる方だったんだなと見させていただきました。見た目はちょっとカッコ良すぎる田中角栄さんですけども。(笑)

逆に田中角栄さんが星のフラメンコを西郷輝彦さんのようにカッコ良く歌えるかと言うと。(笑)


サッポロ一番のコマーシャルでお馴染みだった藤岡琢也さん、どことなくコミカルさを感じる確かな演技を見られて、やはり上手いなぁ~、と感心、重厚な映画に息抜きをもたらされていますね。


この映画にご出演の味のある良い役者さんの多くの方々が旅立たれていることを思うと、ちょっと寂しさを感じました。



な~んて思うがままに記していたら、


「術後の部屋に忘れ物ですよ~。」


と、看護師さんが。


手元に届けられたのは、ケースに入った胆石。

私は胆嚢摘出手術を受けたのでした。


私が忘れたというか、術後の観察部屋から元いた部屋までの移動に付き添ってくれた看護師さんが私の私物を持ってくる時に見落として忘れたわけで、まあ、この胆石は私物中の私物ですよね。(苦笑)



カラカラと呑気な音をたてるこの石が、2022年の前半を潰した元凶、とは言え、作り出したのも私自身ですから、石を恨んでも仕方がなく。


しかし、この胆石を持っていても、およそ8割の人はなんの問題も無く、胆石発作を起こすのは2割ほどとか。


せっかくご縁があってのこのブログですから、胆石とはどんなものか、胆石発作の初期症状だけでも知っておいていただければ今後の参考、見当をつけやすいかなと。


ちなみに、尿管結石も経験があり、その痛みと場所を覚えていたので、2回目の尿管結石もすぐに分かりました。(2度もかよって。)


石ばかりこんなにも多く内包しているこの私。その割にどんなことにも意志が弱い、ってのは皮肉なもんで。(苦笑)


胆石について 


症状は、みぞおちから軽い痛みが始まり、1時間もしないうちに激痛となります。

その後痛みはみぞおちから右胸下に移動して、息をするのも激痛で辛く、動くのも難しい状況となります。


私自身は入院中にこの症状が出て、すぐに病院で対処して下さったので良かったですが、家にいたらと思うと、ちょっとゾッとします。それほどに辛かった。


どうか、お気をつけ下さい。



ここまでの長文、お読みくださりありがとうございました。


私はもうしばらく病院にて養生させていただきます。


こ心配いただいた方々にはお詫びとお礼を申し上げます。



ではまた、いずれ。




たかとうじん