てなわけで。
これは先日のお話なんですが。

ひとつ前のブログに記したように、やしきたかじんさんのイベントがある新大阪へ向かう新幹線の中で書いております。

再び、てなわけで、最近発表された、時期型フェアレディZ。

実車が見られるというので、これは見に行かねばと、日産自動車本社にあるショールームへ。

すると珍しいクルマが展示されてましたよ。

なんじゃこりゃ?





先代フェアレディZ(Z33)の開発の為の検討車だそうで、シルビアS14がベースとのこと。

エンジンこそ4気筒の2400ccですが、それをフロントミッドシップに搭載しての検討車。

形はともかくとして、この成り立ちのシルビアも出しましょうよ。2000ccで良いから。

それはともかくこの検討車は、これに繋がるわけで。Z33プロトタイプ。↓




これはこれで嬉しかったですねぇ。当時としても久し振りの新型フェアレディZの話でしたからね。
で、現在、経年劣化でライトが黄ばんどる。(笑)

それはともかく、実際にZ33が発売されると、エンジン音の悪さにガッカリしましたね。足回りもちょっとストロークの滑らかさが足りず、少々ガサツな感じがしました。
好みに仕上げるベースとしては良いでしょうけどね。

でも、形なんかは好きですよ、Z33は。

今、まさに手頃な価格になったZ33を購入して、好みに仕上げて乗るのも有りでしょうね。

個人的には大人のフェアレディZに仕上げたら良いかなと。

実は我が家から近くにフェアレディZの専門店、クルマに詳しい方ならご存知、往年のレーサー、フェアレディZ使いで有名なZの柳田さんのお店、


さんもありますから、音は静かで滑らかで、音質の良いサウンドの大人のZ33なんてのを作っていただくのも良いですねぇ。

当然、時期型フェアレディZも手掛けられる筈です。

おっと、本題に戻らないと。

で、日産本社ギャラリーでは、懐かしい歴代フェアレディZにも逢えました。





やっぱりフェアレディZはカッコ良いですねぇ。

どのフェアレディZも乗れたら乗りたいフェアレディZですが、現実的には中々難しかった。

で、本命の新型フェアレディZ。

ん?本社ギャラリーを見回してもどこにも見当たらず。

そうしたら、なんと日産自動車本社ショールーム以外の日産パビリオンなる建物に展示されてるとか。

いつの間に建てたんですかねぇ。
しかも期間限定。

もう、日産頑張れ~~~~~~ぃっ! 

としか言えません。

で、日産本社ショールームを後にして、歩いて数分の日産パビリオンへ。


新しい日産マークが光るパビリオンを発見。



おっされぇ~~~な空間となっとります!

館内に入り、まず出迎えてくれたのは、私の大好きな色であるマルーンに塗られたS30型フェアレディZ 240ZG。




大人のフェアレディZです!
カッコ大変よろし!

リアスポイラーにエンブレムを取り付ける為にボコッと平面が作られている所が面白い。
纏めてどんっ!(笑)

今ならば、エンブレムが貼られる部分だけを出っ張らせるんでしょうけども。

このS30の色気、フェアレディZには必要です。

さて、本命の時期型フェアレディZ。


おおっ!フェアレディZだぁっ!




リアは写真で見た時にシンプル過ぎるかな?と思いましたが、実物はそれなりに重厚感もあって、さすがにシルビアのような軽い感じでは無い所がとても良いです!


で、結構批判のあったフロントグリル。

ガバッと真四角でカッコ悪いとか、色々言われてましたが、私はダイナミックさを感じられて良かったかと。

それに、市販されるとここにナンバープレートが収まるわけですから、印象も変わるはずでして。

よっしゃ!シュミレーションだ。

では、仮にナンバープレートを上目に装着すると(ナンバープレートは正確な大きさではありませんので、イメージとして捉えて下さい。)、


どうよっ!

なんかちょっと可愛らしくもあり、昔のフェアレディZの香りがグッと増した感じがしませんか?(ナンバープレートはグロリアから拝借しました。(笑))

で、そのナンバープレートの位置を下にちょっくら下げると…、


こんな感じになります。

どうです?落ち着いた印象が出て、これだけでちょいくら印象が変わりましたよね?

どちらも有りだと思いますが、市販の時にどちらに近くなるんでしょうか?

これは結構慎重に決めてもらいたいですねぇ。

で、どちらも嫌だ、俺はこれっ!


って人もいるでしょう。(笑)
(ちょっとナンバープレートの大きさが変わってしまいましたが、仮のシュミレーションですので、ご勘弁を。)

この時に、元々の正規の位置にナンバープレートの取り付け部が残っちゃうと、こらまたカッコ悪く見えるかと思うので、スッキリ見えるように取り付け部が移動できるように、または何らかの工夫がされていたら良いなと思ったりします。

フェアレディZを切っ掛けに、何とかならないですかねぇ?日産さん!

ま、でも、このナンバープレートが装着された画像を見て良い印象を持ってくれる人が増えたら良いですねぇ。

おっ!悪くないじゃん!って。

こうしてみると、S30等のようにえぐれたライト部分がないのに、昔のフェアレディZの香りがしてきて、嬉しくてたまりません!

デザイン、頑張られたと思います!

このイエローも、写真ではペタッとして見えますが、実際にはただの黄色ではなくて、パールが入っていて質感もあって中々かと思います。

でも、私はこれに似合うマルーンが用意されてほしいなと思います。

私にとっては、大人のフェアレディZを目指したい。(大人になりきれていない自分は差し置いて。)

後は価格。
これが、一番問題なんですけども。(苦笑)

頑張れば手が届くと言われても、頑張る度合いが少な目でお願いします!(笑)

それでも今の私には…。(苦笑)

難しいだろうなぁ…。

それにしても、私にとってこんなに期待して欲しくなったフェアレディZは初めてです。

マニュアルが用意されるというのも大変嬉しい。
クルマの魅力は速さだけではありませんから。

マルーンの新型フェアレディZをマニュアルで、スマートに乗りこなしたいっ!

最後に、日産さんにエールを送ります!
フェアレディZも、日産自動車もがんばれーぃっ!

我が家には、私のスカイライン、ラフェスタ、両親のブルーバードシルフィーがあります。

大事に乗りたくなっちゃう魅力がそれぞれにあります。

どうか今後も、そういったクルマを作り続けて下さい。
しっかりした走りの日産車を作り続けて下さい。

日産自動車がやっぱり元気じゃなきゃ。
トヨタ一強なんてつまんないです。


それと、日産自動車には昔の名前を大事にして欲しいと思います。
欧州のクルマのように番号で済ますような事は、それぞれにキャラクターを持った日産のクルマには馴染みません。

そもそも日本のクルマは、アメリカ車を手本として始まった歴史があります。

そのアメリカ車にも名前が着いているクルマが多いです。

プレジデント、シーマ、セドリック、グロリア、スカイライン、フェアレディZ、シルビア、ブルーバード、プレーリー、サニー、パルサー、マーチ…。

無くなった名前のクルマも、その名前に想いを込めて名付けられたはず。子供みたいなものでしょう。
名前が着いているからこそ、愛着も湧く。
私はそう思っています。

もう、これ以上名前を無くさないで下さい。

もし、復活する名前があったらそれもありでしょう。

その名前に相応しいクルマを創って下さい。

まずは、フェアレディZ。

期待して待ちます!