通所の電車で座席に座れる確率が高いので数冊読了しました。
その中の一冊、「日本病」

テレビによく出ている第一生命経済研究所の首席エコノミスト、永濱利廣氏の本です。
内容は日本経済の景気がなぜ悪いのかを解説した本です。
もう知っている人は知っている財務省の圧力でテレビではなかなか言えない事柄です。

その原因は緊縮財政です。アベノミクスが三本の矢で金融緩和した事は景気の回復に効果が一定ありましたが、第二の矢の財政出動はやっておらず、その期間二度消費税を増税してしまった事で景気が落ちてしまった事から「失われた30年」となっています。永濱氏はバブル崩壊直後から財政出動するべきだったと主張しています。

私もうろ覚えだった「信用創造」と言う言葉をネットで確かめてから国は積極財政をするべきだと思っています。積極財政をしても日本は破綻しないしハイパーインフレも起こらないと言っています。→

 

 

→私は石井紘基氏著の「日本が自滅する日」も読みましたが、内容は霞が関官僚の天下り渡り特権が網羅されいました。その本と合わせて考えるとその官僚の特権を手放したくないからだと思えてなりません。そして財政法第4条の規定をその根拠にして財務省が反対しているからのようです。高卒の私でも理解できるので恐らく間違いないと思います。

↓の動画は経済アナリストの森永康平氏が経済政策を高校生でも理解できるようなわかりやすい解説をしています。この動画と併せて読むとだいぶ理解できると思います。