進級した高校は中学の時、先生と面談した公立普通科でした。
「今の成績だとこれくらいだな」と言われたところにしました。
(自信がなかったので偏差値の低い私立も受験しましたが
そちらは入学費だけ親に払って払ってもらったところでやめました。)
成績は中くらいを維持していました。しかし数学が相変わらずできませ
んでした。
板書は誤字脱字を繰り返しついていくのがやっとでした。
公式を覚えるのが苦手で数学と物理がさっぱりでした。
(3年で数学が10段階で2でした。)
いじめはなくなりちょっとしたからかい程度でした。
そんな日々を暮していた2年生の途中から学費が払えなくなってきて
突然父親から学校をやめるよう言われショックのあまりどうしていいか
わからなくなりました。そのことを担任の先生に相談したら奨学金制度
があると教えてくれました。
奨学金は県のものと育英会のものとがあり両方借りました。
その奨学金で学費を払ってなんとか卒業できました。
大学進学は家が貧しくて生活費の援助と数学・物理が成績不振だった
ため、あきらめました。