『2024年1月に観た映画』 | skyLetの『趣味と日常の小部屋』

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こんばんは!
skyLetです('∇')





遅くなりましたが、1月に観た映画のまとめです。


1月に観た作品は…、


『笑いのカイブツ』
☆×3.5

『コンクリート・ユートピア』
☆×3.5

『ゴールデンカムイ』
☆×3.8

『カラオケ行こ!』◯
☆×4.0

『哀れなるものたち』
☆×3.6



(◎=ハマった・○=よかった・△=いまいち・無=まずまず)



以上5作品でした。



今月の気になった作品のご紹介。



『笑いのカイブツ』


狂ったように“笑い”を追求する青年・ツチヤタカユキを描いた作品。

“笑い”を追い求めるがゆえの言動が他者からは理解されず、仕事や人間関係に苦悩する作家の姿が描かれる。

作家・ツチヤタカユキ氏の私小説が原作の作品。



実在する若い作家の半生であるため、“カイブツ”に成り上がっていくサクセスストーリーのような展開は感じられず。
どちらかといえば、「お笑い職人」と言ったほうが合う印象。

しかし、不器用が故に好きな事が自由に出来ないもどかしさは充分に伝わる作品でした。



『コンクリート・ユートピア』


未曾有の大災害の中、唯一倒壊を免れたマンションで起こる人間模様を描いた作品。

大災害により廃墟と化したソウルで、奇跡的に倒壊を免れたマンションに周辺の被災者が避難してくる。
しかし避難者がトラブルが起こったことで、マンションの住人は外部の被災者を排除し、マンション独自のルールを作って生活するようになる。


ディザスター作品でありながら、マンションの住民代表となったイ・ビョンホン演じる男性に謎があることで、サスペンス要素も楽しめる本作。

その設定は面白いです。
ただ、その設定を引っ張ったわりにはあっさり終わってしまって、煮え切らないというか、消化不良の最後だった印象です。

個人的にはマンションの住人とそれ以外の被災者の対立や、崩壊前に助けられなかった女性が実は生きていて…という展開の話でもよかったのかなと感じました。

細かいことを気にしなければ災害時の人間の集団心理や、突然“住民代表”として祭り上げられてしまった人の言動がわかる作品として楽しめると思います。




『ゴールデンカムイ』


明治末期。北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を探すことになった日露戦争の帰還兵とアイヌの少女の話。

野田サトル氏の同名漫画の実写化作品。


私は漫画を読んでいないので原作との比較ができないのが残念ですが、個人的にはアクション作品としてとても楽しめました。

原作を知らない私がいろいろというとファンの方に怒られそうですが、漫画の実写化としてはよく出来きていると思います。



『カラオケ行こ!』


中学校合唱部の部長とヤクザの奇妙な交流を描いた作品。

カラオケで歌を上手く歌えるようになりたいヤクザの組員が、中学校の合唱部部長をカラオケに誘い歌の特訓をする。


こちらも同名漫画の実写化だそうですが、こちらの漫画は申し訳ございませんが存じ上げませんでした。


まず、普段交わることがないであろう人物がカラオケで歌の特訓をするという設定がよい。

ヤクザが出てくる作品ではありますが、全体的にはお笑いのコントを見ているようで笑ってしまう作品です。

それだけに最後の展開には一本取られた感じで泣きそうになってしまいました。





以上、1月に鑑賞した映画紹介でした。





それでは、また(o∇n)!