こんばんは!
映画「日日是好日」を先行上映で観てきたskyLetです('∇')
黒木華さん、多部未華子さん、先月亡くなられた故樹木希林さんが出演する映画『日日是好日』を観てきました。
もともと観ようと思っていましたが、希林さんがお亡くなりになり、さらに観たくなった作品です。
大学生の典子は母の勧めで従姉妹・美智子と一緒に茶道を学ぶことになる。
その後20年以上茶道と共に生きた典子の物語。
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主人公の典子を黒木華さん。従姉妹の美智子を多部未華子さん。茶道の先生を樹木希林さんが演じていす。
原作は森下典子さんの自伝的な同名エッセイですが未読。
茶道の作法や所作は知らないことばかり。時代劇などでみるそれは茶道のほんの一部でしかないことがわかりました。
四季折々に開かれる茶道のイベントも日本的で美しいです。
茶道について全く知識がないので、初めて茶道の世界に踏み入れた主人公と同じような気分で観ることができました。
ただ、映画としては面白味に欠ける部分が多いような気がします。
一緒に茶道を始めた従姉妹が途中で離脱してしまったり、徐々に増えていく茶道仲間(後輩)との交流がほとんどなかったり…。
不器用な年上の後輩さんや筋がよすぎる高校生など、話を膨らませれば面白くなる要素は多いと思うんですけどね。
原作がありますし、そもそもエッセイですから内容を大きく変えることはできないんでしょうけど(´ω`)
あと気になったのは、一人の女性の二十年以上の人生を二時間弱で描くのは無理があったかな、と。
ほぼ茶道のことが中心の内容で、それ以外の私生活は飾り程度。
茶道をすることで仕事や家族、プライベートなことがどう変わったのかも含めて描いてくれるともっと深みのある内容になったと思うのですが…。
しかし始めること、続けることで分かる気づきや学びがあることを知ることができる作品でした。
☆×3.5/5
それでは、また(o∇n)!