最近研究所の知り合いがたまにお店に見えるようになりました。
今週は2人。
二日酔いで頭痛を引きずったのと,買い物のついでと。
研究所とはまた違った形で会えるので,
楽しかったりします。テンションあがります。
基本私のスタンスはお話すること,なので,
別に薬の話でなくても,お話しできることが嬉しいです。
もちろん買わなくても,私は全然構わない(笑)
気がつけば,薬剤師として働くようになって,
1年以上過ぎてしまいました。
うちのお店に配属されたのが,去年6月。
ほぼ毎週土日,朝9時の開店から22時の閉店まで店頭にいると,
顔なじみのお客さんも増えました。
薬局のお姉さん,が定着しているように思います。
とてもうれしいことです。
中には整形外科の帰り,わざわざタクシーを止めて
ドリンクを買いに立ち寄ってくれるおばあちゃんがいます。
あなたが土日にいるっていうから,とほぼ毎週見えます。
抗血小板薬の副作用で,皮下出血したおじいちゃん。
その副作用を人に見せると心配させるから,と,
隠したいと相談にいらっしゃいました。
この1件が,私が製薬会社で臨床開発に携わって,
新薬の開発にかかわっていきたいと思うようになった
大きなターニングポイントとなりました。
今ではすっかり仲良しです。
ひざが痛くてテーピングをしたものの,
がっちりと固定してしまって
余計に痛みをこらえていた方もいました。
痛み止めのシップやサポーターを提案したところ,
翌週引きずっていた足が幾分軽くなって,
笑顔で来店されました。
「お姉さんのおかげでよくなったよ,ありがとう」
とっても嬉しかったです。
まだ彼氏ができねぇのか,と心配してくれるおじいちゃん。
最初は無愛想でなかなかお話してくださらなかったんですが,
回数を重ねるごとに,いろんな話をするようになりました。
他にも声はかけないけれど,
毎週ニコチンパッチを買っていくお客さん。
ちゃんと正しくリアップを使って,定期的に買いに見えるお客さん。
心配なこと,分からないこと,
お話を聞きながら,一緒にお薬を探したり,対処法を考えたり。
これはドラッグストアだからできることだと思います。
処方箋に基づいて調剤することだけが薬剤師の仕事ではありません。
もちろん,市販薬を勧めることだけが薬剤師でもありませんが。
いいことばかりを書きましたが,もちろんよくないこともあります。
仕事ですから。理想と現実のギャップはあります。
でもそれに負けないように。
そして,マイナス面ばかりではなく,プラス面も大事にしたいんです。
私は薬剤師としてはまだまだですが,それでも,
薬の知識を持ち合わせて,
人々の中で誰かのために生きていきたいなと思います。
毎日,少しずつ少しずつ。
全部を一度に理解することは不可能だし,
医療は日進月歩で変わり続けるので,
追いかけていかなきゃならないから,
大事なことは1でも2でも前に進む努力だと思います。
今日だめだったなら,明日につなげればいい。
お店にいると,疲れるけど元気になります。
パワーをもらっているのはこちらの方かもしれません。