どーも
先日
利用者のAさんが
自分の存在価値が分からない
だから
何かお手伝いをして感謝されたい
いや、感謝されたい訳じゃなくて...1つずつ達成したと感じたい
少しでも他人の役に立っていると思いたい
と話してきた
人の役に立ちたいと
考えられるようになった事は
Aさんにとっては
大きな一歩だと思う
私も
同じ事を考え悩んでいた時期があった
父が死んだあと
信じていたはずの夫に
ずっと騙されていたと分かったあと
なぜ生きているのか?
何のために生きていくのか?
生きている意味は?
私の存在価値って?
漠然と仕事をして
大好きな人と別れ
なんとなく夫と付き合い始め
子供が産まれて
子供のために生きてきた
夫に裏切られても
子供のために夫婦として生きてきた
我慢が美徳だと疑わなかったし
子供のために生きるのが
私の存在価値だと思ってた
だけど結局
夫は何も変わらず
私は存在価値が無くなったと思った
私は
夫に私の存在価値を
認めさせたかったのかもしれない
でもね
結局は
自分の存在価値なんて
他人に委ねるものじゃない
人に認められるのは
1つの価値ではあるけど
自分らしさを失って付いた価値なんか
何の価値も無い
私は生きたいから生きる
私は私のままで存在価値がある
それだけ
利用者Aさんは
他人の評価から逃れられないでいる
でも仕方ないよ
そうしながら生きてきたんだし
私がどう言おうと
そこから脱しようとは思ってくれないだろう
Aさんは
また他人と関わりたいと思えた
それだけでも良かったと思う
ありがとうAさん
じゃあ少しお手伝いしてもらおうかな
Aさんは嬉しそうに
テーブルを拭いてくれたり
食器の後片付けを手伝ってくれている
私は
子供のために夫と仲良し夫婦を
演じてきた過去も
私らしさの一部として
誇りに思う
私は私というだけで
存在価値がある
私以外に私はいないんだから