退部の決意  ~半分大人の17歳~ |  ゚。.+:* 空模様*:+.。゚
一昨日、息子が部活を辞めてきた。

2週間くらい前に


「俺、部活辞めたいって言ったら、そら怒るよね」


そりゃ、怒るさ。
途中で辞めるなよ。
空手だって、サッカーだって、区切りまではしっかり続けてきたじゃないか?


それに、お前、弓道部、楽しんでたじゃないか?


4月の 新入生募集のポスターも お前ならでこそ!の画像の技術で
すっげ~の作ったじゃないか?
歓迎会も楽しんでたじゃないか?
先輩や、同じ学年の仲間とも仲良くやってたじゃん?
泊まりに行ったり、泊まりに来たり、食べ放題行きまくったり。

そこそこ高校生活を楽しめてたのは、部活があったからじゃないのか?



息子の決意は固い。

そんなことは、わかってる。

軽々しく、そんな事を、このあたしに対して口にするような男じゃない。
あたしにも、わかっていた。
でもその日は 「ふざけんな」 と言って終わった。

「辞めるのは、いつでもできる。 少し踏ん張ってみろよ。限界まで。」と。




数日後、 「5分でいいから、真剣に話聞いてくれないかな」 と持ちかけてきた息子。

「酔っぱらってない時にしてくれ」 と断ったあたし。


数日後。
「今日は話を聞いてくれないかな」 と息子。

ここ数日、帰宅がやたらと早かった。
「アフター部活」 (要するに 夜遊びネ。) をして来ないから。


あたしが酔う前に話をしたかったんだろう。


11月頃から考えていた と、打ち明けられた。
まぁ、そうだろう。 そういう奴だ。息子は。


それでも部活に行き、自分の限界ギリギリだったのかな?



あたしなりに、想像してみた。



一番の理由は 「 上達しないから 」 と本人が認めた。
弓道なんて、自分との闘いだからね。
向いていないと思ったら、気持ちが入らなくなる一方だろう。


練習しても、頑張っても、努力しても
闘う相手は 「自分」 。
勝っても相手は 「自分」。


そして、自分に負けたんだろう。




バイトをしたい。
ギターもやりたい。
カラーコーディネーターの勉強も、遅れてるから取り戻したい。


これが、息子の言い分。


バイトが見つかったら辞めていいよ。
家に引きこもるなよ。

これが、あたしの条件。



あたしは 1日考えた。

違うな。   と。


息子に
「もういいよ。お前が決めたんなら仕方が無い。昨日は意地悪を言ってごめん。
 お前は、言葉を大切にするもんね。 わかった。
 でも、きちんと、いい形で 辞めてこい。」

と。

そう。
だって、もう、 半分大人なんだ。 17歳は。
あたしは・・・17歳の時の自分を考えて見た。


あたしは、こんなに、親を思っては居なかった。
~母の日編へつづく~






でもね。
ここから、息子の闘いが始まったんだ。3日間だけど。


そう。

退部希望を、すんなり受け入れる顧問では無い。 武道だしね。
弓道部全員の許可を取れ と。

で、一人一人に会いに行ったらしい。 律儀な息子。

大半に反対された1日目。

しょうがないよな、と認めてもらった2日目。


3日目には・・・ 「 早く出て行け 根性無し 」 とけちょんけちょんに2時間ほど
罵られたそうだ。 顧問に。


面白おかしく飾ってた部室の旗やら、観葉植物やらを、全部持って帰って来た。



昨日、仕事から帰ると 息子が庭に居た。

ウォークマンで音楽聴きながら、草むしりしてくれていた。



息子。

コイツには 迷いはないのだろうか?


いや。


あたしが、相談相手ではなくなってしまったのかな?

でも、勝手に辞めないで、きちんと打ち明けてくれた。


あたしは、コイツにとって、どんな風に映っているのだろう?


今、リビングでPSPやってるから、聞いてみた。



Q 「 ねぇ、あたしって、どんな母親? 」


A 「 子供みたいな母親 」



母親って・・・これじゃダメじゃん。。。

半分大人なのは・・・あたしだよ。



もう少し、時間が経ったら、またきっと  「 スゲェ母親 」 に戻れるかな?
戻ってみせよう!


ガッツだぜ。

パワフル ド根性。


イエイ。