2週間くらい前に
「俺、部活辞めたいって言ったら、そら怒るよね」
そりゃ、怒るさ。
途中で辞めるなよ。
空手だって、サッカーだって、区切りまではしっかり続けてきたじゃないか?
それに、お前、弓道部、楽しんでたじゃないか?
4月の 新入生募集のポスターも お前ならでこそ!の画像の技術で
すっげ~の作ったじゃないか?
歓迎会も楽しんでたじゃないか?
先輩や、同じ学年の仲間とも仲良くやってたじゃん?
泊まりに行ったり、泊まりに来たり、食べ放題行きまくったり。
そこそこ高校生活を楽しめてたのは、部活があったからじゃないのか?
息子の決意は固い。
そんなことは、わかってる。
軽々しく、そんな事を、このあたしに対して口にするような男じゃない。
あたしにも、わかっていた。
でもその日は 「ふざけんな」 と言って終わった。
「辞めるのは、いつでもできる。 少し踏ん張ってみろよ。限界まで。」と。
数日後、 「5分でいいから、真剣に話聞いてくれないかな」 と持ちかけてきた息子。
「酔っぱらってない時にしてくれ」 と断ったあたし。
数日後。
「今日は話を聞いてくれないかな」 と息子。
ここ数日、帰宅がやたらと早かった。
「アフター部活」 (要するに 夜遊びネ。) をして来ないから。
あたしが酔う前に話をしたかったんだろう。
11月頃から考えていた と、打ち明けられた。
まぁ、そうだろう。 そういう奴だ。息子は。
それでも部活に行き、自分の限界ギリギリだったのかな?
あたしなりに、想像してみた。
一番の理由は 「 上達しないから 」 と本人が認めた。
弓道なんて、自分との闘いだからね。
向いていないと思ったら、気持ちが入らなくなる一方だろう。
練習しても、頑張っても、努力しても
闘う相手は 「自分」 。
勝っても相手は 「自分」。
そして、自分に負けたんだろう。
バイトをしたい。
ギターもやりたい。
カラーコーディネーターの勉強も、遅れてるから取り戻したい。
これが、息子の言い分。
バイトが見つかったら辞めていいよ。
家に引きこもるなよ。
これが、あたしの条件。
あたしは 1日考えた。
違うな。 と。
息子に
「もういいよ。お前が決めたんなら仕方が無い。昨日は意地悪を言ってごめん。
お前は、言葉を大切にするもんね。 わかった。
でも、きちんと、いい形で 辞めてこい。」
と。
そう。
だって、もう、 半分大人なんだ。 17歳は。
あたしは・・・17歳の時の自分を考えて見た。
あたしは、こんなに、親を思っては居なかった。
~母の日編へつづく~
でもね。
ここから、息子の闘いが始まったんだ。3日間だけど。
そう。
退部希望を、すんなり受け入れる顧問では無い。 武道だしね。
弓道部全員の許可を取れ と。
で、一人一人に会いに行ったらしい。 律儀な息子。
大半に反対された1日目。
しょうがないよな、と認めてもらった2日目。
3日目には・・・ 「 早く出て行け 根性無し 」 とけちょんけちょんに2時間ほど
罵られたそうだ。 顧問に。
面白おかしく飾ってた部室の旗やら、観葉植物やらを、全部持って帰って来た。
ウォークマンで音楽聴きながら、草むしりしてくれていた。
息子。
コイツには 迷いはないのだろうか?
いや。
あたしが、相談相手ではなくなってしまったのかな?
でも、勝手に辞めないで、きちんと打ち明けてくれた。
あたしは、コイツにとって、どんな風に映っているのだろう?
今、リビングでPSPやってるから、聞いてみた。
Q 「 ねぇ、あたしって、どんな母親? 」
A 「 子供みたいな母親 」
母親って・・・これじゃダメじゃん。。。
半分大人なのは・・・あたしだよ。
もう少し、時間が経ったら、またきっと 「 スゲェ母親 」 に戻れるかな?
戻ってみせよう!
ガッツだぜ。
イエイ。