もうかなり時間が経ってしまいましたが、
実は11月の前半頃に、
D700のキャンペーンに当選して

当選通知が来たときは、「やった!!」とか思ってましたけど、
当日行ってみると、人少なかったですね。
募集時、当選者数100名と書いてあったのに、
3、40名しかいませんでしたし。

あと、自分が想像してた以上に、自分より年上の人が非常に多く・・。
カメラってまだ30代、40代以上の趣味なんですかね?
しかも、女性の1人や2人くらいはいるだろうと思ってたけど、
関係者以外の女性は居ない感じでしたよ。

始まる時点でそんな感じだったもんだから、
かつ、自分、超小心者、超人見知りなので、
超テンション↓↓↓なスタートで迎えました、このイベント。


結果的には、得るものはあったものの、
プロの写真家(椿孝さん)の方の講義っていうか、主には設定を教えてくれた感じでした。
実際、手取り足取り的に教えてもらっても、仕方がないかもしれないですし、
実際、お金を払って講習に行ったこともないので、
講義とはどのようなものなのか、わかりません。
あの限られた時間の中では、あれくらいがベストだったと個人的には思います。
それなりにあれくらいの話でも得たものはありましたし。

プロの写真家の方も、こういうイベントには慣れていなかったようで、
講義の中で質問された内容が、
「ファッションショーなどの撮影をしたことがある方?」・・。

って普通居ないんじゃないの!?って思ったです。
そこには突っ込みたかった。

後に、コシノジュンコ氏が、
「ファッションショーは招待が無いと見れませんので」って言ってましたし。(やっぱーり)
僕たち凡人には縁がありませーん。


そういう意味で、すごくいい経験になりましたね。
写真を仕事にしているカメラマンの仕事っていうのを感じました。
暗いところで撮らないといけないし、
ファッションショーに関しては、やっぱり洋服がメインであって、
モデルさんを綺麗に取れても服が綺麗に取れてちゃダメだし、
そういうことを聞くと、仕事だなぁーって感じます。

ここらへんから写真の話、講義を聞いた内容と実践に関しての話題になりますが、
ファッションショー、すごい暗いところでの撮影というイメージがありますが、
このイベントでも結構暗い状況でした。

カメラではいろんな設定がありますが、
設定をする軸を考えないといけないんだな。って思いました。
さきほども言った通り、当日はプロの方にカメラの設定を指定されました。
ISOを3200、撮影モードをシャッタースピード優先にし、1/60にする。

モデルさんは当然歩いて登場するし、止まってくれないので、
シャッター優先にすることがまず第一。
いつもあまり動きのあるものを撮らないので、
絞り優先か、プログラムモードで撮ってるので、
撮りたいものによって、モード変えないとダメだってことを思い知らされます。
結構、絞り優先かプログラムモードばっかり使ってる人、多いと思うんだよなー。
シャッター優先って難しいんだもん。
動きがあるものだから、ブレが酷くて使いずらいイメージがある。

設定の軸に話を戻すと、プロのカメラマンだと
被写体のスピードによって、ある程度、的確なスピードを把握してるんだと感じた。
(本人に質問して聞けたわけじゃないので、事前にカメラテストでこれくらいのスピードだって測ったかもしれないですけど。)
把握してると感じたのは、
逆に自分が把握したからです。
ゆっくりと人が歩く早さを止める(止まったように撮影する)には、
だいたい1/60秒だと。
きっとジョギング程度の人を止めるには、倍の120~200分の1程度のシャッタースピードじゃないと止まらないでしょう。
そういう意味で、自分の頭で想像した動きの早さを止める為のシャッタースピードは、
理解・把握していたほうがいいということです。
これが、今回学んだことの1つ。
振り返ると当然なんだよね。。

60分の1という設定は、それを意識する為に教えてくれたんだと思う・・。(勝手にね)
当然、1/30秒にすると被写体ブレがでる動きがある写真が撮れるでしょう。
当然、1/120秒にすると被写体ブレが少ない写真が撮れますが、露出アンダーでしょう。
(光の状況とレンズの性能がよければ、イケるかも?)

さーて、その次ですが、
次はISO感度です。
カメラマンの方は、普通にASAとおっしゃっていましたが、
僕はISOから始まった人です、銀塩時代からやっていらっしゃった方々は、
いまだにASAなんでしょうね。
さきほどのシャッタースピードを実現するために、
ISO感度の設定を変える。
これ、当然。
固定じゃダメなのよー、やっぱし。
D700の高感度がすごいんだよ、D80を使ってた僕にとって。
カメラマンさんが「D700は高感度にしても、色モアレがでませんね。」って、
驚きを表現する感じで話してましたよ。
D2時代はどうだったの!?と、さらに違う疑問もでますけどもね。
これが今回学んだというか、発見再確認した2つ目です。


その次、ピンの当て方。
ピン=ピントのことです。ピン、ピン、ピン、ピン言ってたので、
言われてみれば、ピント、ピント、ピント、っていうより、
「ピンが」っていうほうが、なんかかっこいい気がするので、
僕もピントのことをピンっていうようにします。
人を撮るときのピンの合わせ方なんですが、
これ、人の睫毛にピンを合わせるそうです。
やっぱり人の顔を見た場合、
見た人の視線は目に視線がまずいくらしい。
うーん、あんまりよくわかんない話なんですけど、
なんかきっとあってる気がするので、それ信じます。

ただ!!どうやって睫毛にピンを合わせるんでしょう・・・。
それがすごくわからない!
現代、オートフォーカスカメラが主流のなか、
オートフォーカスでピンを合わせる、、、といっても!
睫毛って像の中では、すごく小さい部分じゃん!?

ピンが睫毛に合ってるかどうかなんて、どうやって確認したらいいんだい!!
教えてごらんよ!
しかもよー、モデルさん動いてますし・・。
は、はい?

これが学んだけど、うーん、どうやって活かすの?的な3つ目です。


質疑応答の時間があって、
連写に関してどうするか?
「いっぱい撮っても、結局、いい写真は生まれません。
じっくり、ここというときにシャッターを押すほうがいい写真が撮れます。
なので、シングルで。」
と言われておりました。
まぁ、、僕は最初はそうしてましたが、
いいのが撮れてなーい!!とわかって、連写し、
「数打ちゃ当たる!作戦」に変更しました。。。

はい、結果、カメラマンさんの言うとおり

カメラマンさんの言うとおり

カメラマンさんの言うとおり... orz



写真はじっくり撮ることが必要ですね。

これが今回学んだ、結構大事で、大きい4つ目です。


以前書いたブログにも書いてましたが、
RAWです。
プロはやっぱりRAWで撮るよ、当然。
しっかし、「RAWで撮ってる方は?」、、僕を含めて数人しかいませんでした。
たぶん、パソコンが使えないとかの理由で、やっぱりRAW現像はしないんでしょうね。
CaptureNXは、PhotoShopほどの難しい操作は不要ですが、
PhotoShopと同じこともできます。
そのイメージが少しRAW撮影を拒んでるんでしょうね。

パソコンすら操作するのが難しいというのが、年配の方の現状なんでしょうしね。


いやー、いろいろとお勉強になりました。
コシノジュンコさんにも会えましたし。
めったにない経験ができてよかったと思います。

当然、このイベントで撮影した画像は掲載することはできません。
最近、肖像権の知識も得たので、
ブログに載せていいものと、わるいもの、
明確にちゃんと判断できます。
直接会う人しか見せられないですね。