仕事から帰ってきたら、子供達が宿題があるという。

「宿題は何?」

と聞くと

「家庭科の宿題」

と二人とも声を揃えて答えた。

一瞬みんなで顔を見合わせた。

「どんな宿題?」

と聞くと

「包丁を使って何か作ってきなさい」

と言われたらしい。

どうやら、家庭科の調理実習がかさなったらしい。

「何つくる?」

と聞くと

早速、家庭科の教科書をみて、材料をさがす

そして、台所が占拠された。

当然夕食の準備はストップしている。

 

しばらくして

「できたよ!」

何ができたかな?

食卓に並べられたのは、

 

「なに作った?」

ときくと

あっちから「きゅうりの塩もみ」

こっちから「きゅうりの塩もみ」

 

どうやら簡単にできる物が見当たらなかったらしい。

 

切り方の違う2種類の「きゅうりの塩もみ」を食べる事になってしまった。

 

食感がそれぞれ違っていたが、少し塩が多かったようだ。

 

熱中症予防に、水分と少々の塩分が必要だが、

塩分を取りすぎてしまったような気がする。

 

とんだ、宿題の手伝いでした。