前回、天神の名前の由来となった「水鏡天満宮」について書きました。

そして、今回は「鏡八幡宮」について書いてみたいと思います。

鎮座しているのは、「福岡市博多区下川端町3」

ホテルオークラ福岡と博多リバレインモールとの間です。

御祭神はもちろん菅公こと「菅原道真公」


ここのご由緒は水鏡天満宮のものとほんの少し似ています。
名前も「水鏡」と「鏡」で写すという意味では同じ。


道真公が博多へ上陸の際に自分のやつれた姿を鏡に写したとされており、鏡天満宮にはその鏡をお祀りしているそうです。

水鏡天満宮では、水面に姿を写して「私の魂は長くこの地に留まり、後世無実の罪に苦しむ人の守り神となろう。」と言われた場所に最初の社が建立されたとしています。

自らの姿を写すというエピソードを持つのが、水鏡天満宮と鏡天満宮の共通点です。
無実の罪で流謫されて博多にたどり着いた自分の姿をみて、どう思われたのでしょうか。

後に怨霊となり朝廷を震撼させるほどの祟りを見舞うほどの恨みは計り知れません。

 


さて、ここ鏡天満宮ですが、それほど大きな神社ではありません。
現在までに何度かの建て替えが行われており、博多リバレイン建設時に今の社殿が建立されたそうです。

 



そのためか、社殿は比較的新しく綺麗です。

社務所はありませんが、毎年1月7日の新春大祭と8月後半に行われる夏季大祭の時期に御朱印をいただけるそうです。
年に2回しか受けることができないようなので貴重ですね。

頒布物としてなので、記帳ではなく書置きのものでしょう。
数にも限りがあり、なくなり次第終わりみたいです。



境内社として、澤姫稲荷神社が本殿脇に鎮座しています。
こちらの御祭神は「保食神(うけもちのかみ)」となっております。



保食神は日本書紀に登場する神様。
呼び名から食を司る神様であり、オオゲツヒメやウカノミタマと同一神とされています。
そのため、ウカノミタマに代わって稲荷神社に祀られていても不思議ではありません。

保食神はちょっと可哀そうなのですが、アマテラスから遣わされたツクヨミに斬られて命を落とす神様でもあります。
ツクヨミをもてなす際に、口から出した食べ物でもてなそうとして汚らわしいと斬られるのです。

このことがきっかけでアマテラスは激怒して、ツクヨミとは会いたくないとなり、太陽と月は昼と夜に分かれて姿を現すことになったと言われています。

ちなみに古事記ではスサノオとオオゲツヒメの話がこれにあたります。

話がそれますが、こういう話が記紀に書かれているとアマテラス、ツクヨミ、スサノオって三貴子として生まれますが仲悪いやんって思ってしまいますね(笑)


博多の地は道真公を迎え入れた場所です。

苦しい日々だったと思いますが、今では日本全国から多くの崇敬を受けています。

 

少しでも報われてくれるといいなぁ〜。

 

ではまた〜

 

 

 

 

 

 

 

お賽銭について書いてみました。

 

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