昨年借りたものを返しに、とある場所へ行ってきました。
福岡県福岡市博多区東公園。
そこに鎮座する十日恵比須神社です。
ここに何を返すのかというと、「えびす銭」という古銭。
古銭は寛永通宝や乾隆通宝などがあります。
えびす銭とは・・・以下引用。
古来家屋の新築にあたり棟上の日に金銀の箔を押した銭、又は新鋳の銭を撒ずる式があり、これを上棟銭と云いました。江戸時代には将軍の若君等の誕生、元服などの時祝儀の為に鋳造した黄金の銭(父銭・ふせん)銀の銭(母銭・ぼせん)等があり、これが神社、仏閣にも福種銭(ふくたねせん)として盛んに用いられるようになりました。ところがこの銭を授かった人は不思議と開運に恵まれた事に依って何時となく縁起の良い銭(種銭)と称える様になりました。
当神社では古くからこの種銭を恵比須神社から貸出すので「えびす銭」と称し、商いの元金(種銭)として神社より縁起の良いお金を借り、これを商売の元手にしました。翌年は神明の御加護に依り繁昌したお礼として借りたお金を倍にして神社にお返しして、又新しい年の繁昌の為に新しく借りて行く風習がありました。当神社では古くからのしきたりに依り昔の通貨1文銭(これは他にはその例がありません)を授与して居ますが、宝が満つる様に財布の御守として参詣者大勢の方々がお受けになって居ます。※えびす銭は神社から皆様へお貸ししているものです。1年間経ちましたら、当社へお返し下さい。
※引用元「十日恵比須神社公式ホームページ」
ということで、昨年受けていたえびす銭をようやく返すことがでした・・・。
こちらの神社は、御祭神は名前の通りですが、えびす様。
正式には「事代主大神」
そして、その父にあたる「大國主大神」
の二柱の神様です。
十日恵比須神社の説明によると、大國主大神は出雲大社からの御分霊とのこと。
御分霊自体が今はほとんど行われておらず、まして出雲大社からの御分霊は非常に珍しいのだとか。
そして、恵比寿神社は漁業と深い関係にあるが、こちらの十日恵比須神社は商人色が強いそうです。
また、毎年年明けに行われる正月大祭は朝から夜遅くまで大勢の人で賑わいます。
多くの人に愛される神社は、神様の御神威が強く周辺の地域は大変栄える傾向にありますね。
十日恵比須神社の手水舎が綺麗な吊るし鞠で飾られており、そこに風鈴の音色が響いていました。
昨年受けたえびす銭はお返ししましたが、新たに今年用のえびす銭を受けました。
今年もよろしくお願いします・・・すでに5月ではありますけど(笑)
昨年は寛永通宝でしたが、今年受けたのは乾隆通宝でした。
ではまた〜
お賽銭について書いてみました。
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