木枯らし(こがらし)は、日本の太平洋側地域に晩秋から初冬の間に吹く風速8m/秒以上の北寄りの風です
ユーラシア大陸から日本に向かって吹く冬の季節風が日本海を渡る際に水分を蓄えます。
日本列島の中央部には背骨の様に山が連なり、この風がそれを超える前に日本海側で雨や雪を降らせます。山を越え太平洋側へ流れる空気は水分が失われた乾燥した風となり、これが吹き抜けることによって木枯らしとなります。
私の住む埼玉県北や通勤経路の群馬県には赤城颪(あかぎおろし)という名の乾いた冷たい風が吹きます。
上州名物「カカア天下と、空(から)っ風」
群馬県の女性は昔から逞しく賢い働き者が多かったのです。
からっ風の影響なのか? 
POLAが主催する美肌県グランプリ2018】では群馬が47位で3年連続の最下位。我が埼玉もふるわず、今年は44位でした。
ちなみにベスト4までが日本海側の県が獲っています。 一位から島根、秋田、 石川、富山

ところがです。
今年は東京地方に木枯らし1号が未だに吹いていないのです。

大阪では、木枯らし1号が吹いたものの、2017年よりも23日遅い観測です。

東京地方と近畿地方では木枯らし1号の基準が下記の通り違うそうです。

東京地方の木枯らし1号の基準と過去の記録
【期間】10月半ば~11月末の間
【気圧配置】西高東低の冬型の気圧配置で季節風が吹く
【風向】東京の風向が西北西~北
【風速】東京の最大風速が8m/s以上
【記録】最早10月13日(1998年)
               最晩11月28日(1969年、1981年)

近畿地方の木枯らし1号の基準と過去の記録
【期間】霜降(10月23日頃)~冬至(12月22日頃)
【気圧配置】西高東低の冬型の気圧配置
【風向】北よりの風
【風速】最大風速が8m/s以上
【記録】最早10月23日(1981年、1993)
               最晩12月19日(2003年)

このまま11月が過ぎると、東京地方は木枯らし1号が今年は吹かなかった事になります。それは39年ぶりの記録となるそうです。

木枯らし(からっ風)があまり吹かなければ、群馬や埼玉県民の肌には、よい冬となりますかね?

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