ノルマンディー上陸作戦から75年。
日本では昨日だったが、アメリカの
日付では今日になる。
先日、97歳の元空挺隊員が
再びかつての戦場へと降下した。
彼は22歳の若さで戦火の中へと
ジャンプしていたのだ。
以前、こんな話を耳にした。
作戦中に死亡したある若い兵士の手には
「I die today for you tomorrow.
(私は今日、あなたの明日のために死ぬ)」
と書かれたメモが握られていたと…
私にはそのような生き方(死に方)が
できるだろうか?
この話を聞いたときに深く自問したことを
今でも鮮烈に覚えている。
天皇陛下のために散った英霊、
自由のために斃れた英雄…
かけがえのない命が失われ、
残された者が悲嘆にくれたということ…
これだけは、敵も味方もない。