私には自衛隊の経験はない。
ラインの機長だったわけでもない。
制服も着なければ威厳があるわけでもない。
おまけにこの風貌なのでよくイジられる。
「まるでパイロットみたいなこと言うよな」
「その顔でパイロットとして公に出るな」
笑って流すが、(なら貴様が飛ばしてみろ!)と
思って唇を噛んだことも2度や3度ではない。
向うは冗談を言っているつもりだろうが、
飛行教官になるまでの過程はそれこそ人生の
全てを賭けたような時間だったからこそ、
心にダメージを受けることは多い。
~いつだって物語の主人公は笑われるほうだ…
SEKAI NO OWARI っていうんだ? 君たちは…
生まれて初めて自分より若い世代の歌で泣けたよ。
君たちの歌に救われた気持ちになれたよ。
ありがとう。
オリンピックは選手のひたむきさに心を
動かされただけじゃなかった。