ビザ戦線異状なし (中) | PTD ~ Pilot To Dispatch ~

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ヒコーキオヤジのひとりごと
 空の話、ときどきタイのネタ…

(間が開いてしまいましたが、
備忘録を兼ねた米ビザ取得記、
続編再開)


 大使館の建物の入り口に
ある受付で書類をチェック
してもらい、番号札をもらう。
パスポートの後ろに認識
シールを貼ってもらい、
再度X線検査を潜ってから
ようやく建物の中へ。

 1番左にある窓口へ書類
一式を提出し、面接の順番を
待つ。ところがここでトラブル勃発。
書類提出窓口に私の番号が点き、
窓口から呼び出しが…
 
 提出した書類の顔写真が
パスポートのものと同一だから
書類不備になると…

 一瞬ムッとした。 パスポートは
2年前の2015年1月発行、申請
写真は今年の春先の撮影。
背景はパスポートが青、申請
写真は白。ネクタイの柄も違う。
どう考えても納得がいかない。
努めて冷静に写真の違いを説明して
みたものの、「機械による判定で
同一の写真と出てしまっています」
の一点張り。

 このまま言い合いをしても
こちらが不利になるだけなので
向うの言い分を聞くしかない。
しかし、せっかく予約までして
大使館へ来ているのに面接すら
受けられないで門前払いは悔しい。
 
 なんとかならないかと尋ねると、
面接会場の後ろに証明写真の
自動撮影機が置いてあるので、
それで撮り直せとのこと。

 しぶしぶ取り直しに応じる。
しかしこれがまたぼったくり価格。
インスタントの撮影機のくせに1000円!

 せっかく写真スタジオで
撮ってもらったきれいな
写真を添付したのに、
インスタントの指名手配犯の
ような写真に差し替えられ、
とりあえず申請書類は
受け付けてもらえたが、
後味の悪い言いがかりであった。

  (つづく)