先日の世界の空港ベスト10に
続いてこちらの話題。
『世界で最も忙しい路線は?』
という調査結果を「Traveller」が発表
している。 → こちら
「忙しい」=「旅客数が多い」という
定義で調査しているみたいで、単位
時間あたりの交通量ではなさそうである。
長らく「世界一」の座を保持してきた
「東京(羽田)~札幌(新千歳)」が
首位を明け渡し、2位に陥落…
ベスト10は以下の通り。
1.済州~ソウル(金浦)
2.東京(羽田)~札幌(新千歳)
3.福岡~東京(羽田)
4.メルボルン~シドニー
5.台北(桃園)~香港
6.デリー~ムンバイ
7.ホーチミン~ハノイ
8.北京~上海(虹橋)
9.スラバヤ~ジャカルタ
10.東京(羽田)~沖縄(那覇)
いずれも名だたる都市間を結ぶ
幹線ルートばかりだが、ロンドン~
パリとか、ニューヨーク~ワシントン
D.C.とか、ロス~シスコなどが
ランクインしていないのは意外。
それでも、ベスト10に3つも入っている
日本って、何なの?(笑) しかも
東アジアで金銀銅独占だし…
さらには、ベスト10のうち、実に
9路線をアジアが独占している
事実… 道路や鉄道といった
地上インフラが貧弱なためという
理由があるかもしれないが、
今、最も躍動している地域が
アジアであるという、一つの
表れになるのではないだろうか?
東京~大阪間が入っていないが、
新幹線との競合もあるから意外と
数字は低いのだろう。
かつては大阪線も含め、ランクイン
3路線はジャンボがブイブイ言わせて
いた幹線。カリフォルニア州程度の
広さの島国の、たかだか1時間程度の
路線にジャンボが飛び回っていたこと
自体がおかしいのかもしれないと
思ったこともあるが、日本人って、一体
どれだけせっかちに動き回っているんだよ…