トルコのイスタンブールで日本時間の
今日早朝、銃乱射と自爆によるテロが
発生し、36名が死亡、100人以上の
怪我人が出た。
(記事全文 → CNN.jp
)
人の命をなんだと思っているのだ?
犠牲者もそうだが、テロを仕掛ける側だ。
死んでしまえば逮捕もされないし、尾行で
組織が暴かれることもない。
神風特攻隊をやったお前らが何を
言うかと世界からは言われてしまう
だろうが、「死を賭して」まで民間人を
標的に行うテロの価値がいったいどこに
あるのだろうか?
どれだけ民間人を犠牲にしても世界は
変わらない。施政者が変わらない限り、
世界は変わらないのだ。それをわかって
いても、施政者を標的にするには、装備、
経験、勇気のいずれにも欠けているから
襲いやすい民間人を狙うのか?
アメリカはこの事件に敏感に反応し、
FAAは即座にイスタンブールへ向かう
米国籍の機体のすべての運行の停止を
命じた。日本は相変わらず何の対応も
取らないばかりか、今回もまたニュース
キャスターが自分さえよければ他人の
ことなんかどうでもいいとばかりに
「日本人の犠牲者はいない模様です」と
喜々として連呼している。
外国との接点を断ち、その国の人と
物の動きに打撃を与えるという意味では、
空港を狙うテロの影響は、鉄道の駅や
バスターミナルのそれとは比較に
ならない。テロリストが標的に選ぶには
それなりの理由があるものだ。
飛行機乗りとしては、そして自身も
客として飛行機移動をする機会のある
身としては、何とかならないものかという
怒りと、虚しさに苛まれるニュースである。
先日もコメントをいただいたのだが、
チャンギでシンガポール航空が火を
吹いた話や、アシアナ航空が、火災を
起こした機体を「別の機体です」と
偽って乗客を誘導して乗せた話なども
書きたいのだが、何しろ次から次へと
衝撃的な事件が飛び込んでくる…