お困りの国の役者みたいな
名前だが、実はカップ焼きそば。
カップ焼きそばのベストセラー
「ぺヤング」の製造元が自ら送り
出すコピー？ パロディー？ 麺。
小売価格が固定されている
看板商品に対して、中身を若干
少なくしてスーパーやドラッグ
ストアでの目玉安売り商品向けに
企画し、自ら商品名をもじって
しまった傑作。
我が田舎町でもようやく店頭に
並び、入手できた。まだ食べるのが
もったいない(笑)
麺にゴキが混入するという前代
未聞の失態をやらかした会社だが、
不祥事を隠し立てせず、真摯に詫び、
改善策を公表し、なによりも従業員を
解雇しなかったことなどが世間に
受け入れられ、販売再開から工場が
フル操業を続けているという。
このセルフパロディー的な商品も、
そういった消費者のサポートがあって
こその「遊び心」だと思う。真摯、正直、
謙虚、実直… そんな言葉が似合う
ペヤングさん、どこかのハンバーガー屋の
勘違い女社長も爪の垢をいただきに
行ったほうがよいのではないだろうか？、
高校～浪人時代には夜食で随分と
お世話になった定番のカップ焼きそば。
航空身体検査の重量制限が厳しい昨今、
ご無沙汰していたが、たまには食べて
みようかと思わせてくれた一品。