PTS (Practical Test Standard)
ってぇものがある。日本語にすれば
実地試験基準みたいな言葉になる。
パイロットになるための試験は
大きく分けて2つあり、学科試験と
実地試験からなる。実地試験は
口頭試問と実技試験の2つからなり、
それぞれに必要な最低基準が
設けられている。
自家用操縦士の場合、飛行中の
最低基準は
速度:指示された速度±10ノット
方位:指示された方位±10°
高度:指示された高度±100 ft
と定められている。
少なくともこれが守れなかったら
パイロットにはなれない。
…ということは、訓練生が最低でも
このレベルにならなければ、教官は
訓練生を実地試験には送らない。
どれぐらいの時間でこのレベルに
達するかは人それぞれ。でも、達して
もらわなければパイロットへの道はない。
近道はひとつ。
練習あるのみ!
頼むぜ、我が訓練生よ…