今日は午後3時のMETAR(気象観測値)で
気温8℃、露点8℃… すなわち湿度100%…
おまけに雨も降ってきた。今夜は機体が空いて
いたので夜間離発着訓練をやっておこうと
思っていたのだが、あっさりキャンセル。
気温はまだプラスだし、余裕があるので
場周経路ぐらいは大丈夫かな? と思って
いたのだが、ここまで湿度が高いとキャブ
アイスが嫌なので地上にいることに。
私の機体は旧式のキャブレーター(気化器)を
積んでいるので、低温、高湿度の状況下では
燃料の気化熱と気化器を通る際に加速される
吸気の温度低下で気化器内部に氷が付着し、
吸入する空気の量が著しく低下したり、燃料の
気化が上手く行かなくなったりしてエンジンが
不調になったり、最悪停止してしまう危険性が
ある。最近のインジェクション(電子制御式
燃料噴射装置)装備機ではこんな心配とは
無縁なのだろうが、ウチはまだまだ低温下での
運航には気を使わなければならない。
明日から週末にかけては夜の予定が詰まって
いるし… 次は来週かな…