
今日はアリスの全国ツアー
「It's a time」を観に友人2人と一緒に
日比谷野外音楽堂へ行ってきた。

日比谷野音なんて何十年ぶりだろう?
こうせつや聖子さん、果てはアイドル
歌手まで、さまざまな音楽の思い出が
詰まった野音。変わったのは背景に
ビルが3本建ったことぐらいか?
入場した時の眺めはあの頃と少しも
変わっていなかった。こじんまりとした
客席、私の席は後ろのブロックだったが、
武道館だったら確実にアリーナ最前列
ブロック級(笑)
まだ明るい午後5時にスタートした
ライブは、夕焼けに雲が染まり、夜の
帳が下り、鈴虫がBGMになるという
「時間の大道具」とともに進み、中盤の
ヒット曲メドレーでは総立ちで跳ねて歌って
大騒ぎ。還暦をとうに過ぎ、3人合わせて
191歳というアリスのメンバー、2時間半の
ライブを飄々とこなした。とくにベーヤン
なんかずっと立ちっぱなし… あの体力は
本当に尊敬に値するわ…
終盤、フィナーレが近いことを感じた
観客が再び総立ちになり、会場がひとつに
なっての大合唱は「これぞライブの醍醐味」!
ほとんどの曲でハモリのパートを歌いながら、
「アリスとハモッている」という錯覚をも
起こさせる、これもまたライブの魔力…
やや痛くなった喉が今日のライブの
満足度を表している。沢田聖子さんのライブ
とはまた一味違った今日のアリスライブ。
たまにはこういうのもいい。
そういえば、もうjひとつ気づいたことが「照明」
いままではゼラチンフィルターを仕込んで
「1色1灯」で照明設備を組むのが当たり前
だったと思うのだが、今日のライブ、LEDの
照明を使っていたので1灯がさまざまな色に
次々と変化し、少ない明かりの数で本当に
素晴らしい舞台効果を出していた。
キッカケやブッチは従来の明かりだったので、
これからのライブや舞台の照明はこういった
ハイブリッドな仕掛けになっていくのだろうか…?
と思わせてくれたライブでもあった。