副操縦士??? | PTD ~ Pilot To Dispatch ~

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ヒコーキオヤジのひとりごと
 空の話、ときどきタイのネタ…

 事故のおはなし…
 

 23日午後2時25分頃、千葉県八千代市尾崎の

田んぼに、軽飛行機が不時着したと110番があった。

乗っていた男性3人と女性1人のうち、副操縦士の
男性1人が軽傷を負った。 八千代署によると、同機は
午後2時15分頃に茨城県河内町の大利根飛行場を
離陸し、東京湾上空を回って戻る予定だったという。
(2013年9月23日16時35分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130923-OYT1T00394.htm
 

NHKも…
 

 23日午後、千葉県八千代市で小型の飛行機が

水田に不時着し、乗っていた4人のうち副操縦士の

男性1人が顔にけがをしました。

23日午後2時25分ごろ千葉県八千代市尾崎で、

住民から小型の飛行機が水田に不時着したという

110番通報がありました。消防によりますと、

飛行機には4人が乗っていて、このうち副操縦士の

男性1人が顔にけがをしました。

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130923/t10014739111000.html
 
 PTD ~ Pilot To Dispatch ~-NHKより拝借

 …???
事故機はFA-200という小型機で、一人で操縦できる
飛行機であり、運航乗員は機長だけしかいないはず。
副操縦士というのは、運航に二人以上の乗員が必要な
機体に設定される職種なので、この機体が一人で
飛ばせないような魔改造を施していたのなら話は
別だが、そうでなければ「右席に座っていた」と表現
するのが正しい表記だろう。
 
 …で、肝心の機長はどうした? 生きているのならば
運航の全責任を負う機長が事情聴取に答えるべき
だと思うのだが?  不可解な事故だ…
 
 このほかにも今日は埼玉県の桶川で陸上自衛隊の
隊員がスカイダイビングで死亡したり、全日空の
「空飛ぶ棺桶」ことボンバルディアDHC8-400がまたも
不具合で引き返し着陸を行うなど、事故、不調が多い
一日だった。
 
 昨日も書いたが、パラグライダーの事故以来、
三日続けての航空事故である。「事故の連鎖」は
昔から不思議と起こるもので、こういうときは「自分
だけは大丈夫」と思わずに、いつもより慎重に、慎重
過ぎるぐらいに気を使って飛ぶように心がけている。