みなさん今日は!

昨日は真夏日の様に暑くなり

こちらは33度まで気温が一気に

上昇したので要注意ですね!

さて、 これからお話しするのは、

今は昔話しになってしまいますが、

私自身20代後半~30代初期のヨーロッパ留学時代の苦くもあり、それでいて、何処か甘酸っぱい、まるで夢の様な貴重な体験談です。

今日は私のピアノコンサートの動機となったある出来事を書きます。

「今は亡き父がこの記事をみる事ができたら!」きっと喜ぶでしょう!

そもそも私のコンサートの最初のきっかけは、今からもう数十年前にベルギーに留学したことから始まりました。

 ベルギーのアントワープ音楽院に留学中、市内にある小学校での、ささやかなクリスマスコンサートが始まりだったのです。

(ウィーン、モーッアルト像の前で)

コンサートと言うのも憚られるくらいの学校の音楽室での、その学校の生徒である子供たちを相手にした、言わば

「日本人青年のソロのピアノ会」と行った方が適当かもしれないくらいのプチコンサートでした。

(ウィーン少年合唱団と撮影)

それでも人数にして40~50人くらいはいたと思います。

その可愛らし子供達をゲストとしたコンサートで、いつもこのブログに掲載している「エオリアンハープ」を弾いたことを今でもはっきりと覚えています。

そうして他の作品と確か日本の曲を弾き終えて、無事にコンサートが終わり、そこの小学校の音楽の老男性の先生から、そして子供達からも演奏が終わった後、盛んな拍手をもらったことを今でもはっきり覚えています。

それ以前もそれ以来も、あちこちで、ずっとこの曲を弾き続けてきました。

その当時、ベルギーは国全体が経済危機に陥っていて、日本人である私などは、いろいろ差別的な扱いも受けてきました。

市電のドアとドアの間に、電車の運転手から、わざと体を挟まれたりしたことも覚えています。

(フランスはブザンソン指揮者コンクール

の後に撮影)

ここに書くのは躊躇う程の酷い目にも合ったこともありました。

 その一方で、ブリュッセルではアントワープ音楽院の学生の紹介であたたかく日本人である私を家庭に3か月以上も滞在させて頂いた男性の老人のことも思い出します。

その当時、世界三大ピアノコンクールの一つである「エリザベート王妃国際コンクールのピアノ部門を受ける受ける予定で準備をしていたのです。

パリはノートルダム大聖堂

留学初めの頃、アントワープ王立音楽院の近くにある、ある家庭で、最初に、挨拶代わりに、この曲弾き、そこの大黒柱であるご家庭のお父さんがご馳走しを出してくれたり、ほんのささやかな家庭演奏会を開かせてくれたりしたこともありました。

そうして国際ピアノコンクールを受けるというのにピアノが全く無く、練習ができない私を、少しでもピアノが弾けるように、食事も含めてヘルプしてくださったその実業家の方のことも覚えています。

 そうして、それから歳月が流れ、スイスのチューリッヒから電車で2~3時間かかるある

村の教会で私の最初のコンサートは始まり

ました。

次回へ続く。

さて、時代は流れに流れて、今は三度目の世界的な戦争の危機が勃発。

国内外で地震が起こり、物価高に悩み

初めにワアクチン在りきのちくわを食べ過ぎ、パンダちゃんの国に翻弄され、グローブの政権が日本でも!年初から、奥能登でも!お菓子な事柄ばかり?!

真っ暗な世の中に次第次第になってきました。数万のブログ仲間の皆んなで力を結集し、光の束を強靭にして、  巨悪に立ち向かいましょう‼️

私の演奏動画でみなさんの心が少しでも明るくなりますように!


(自作動画)【生きているということ】

生きているということ 
いま生きているということ 
それはのどがかわくということ 
木もれ陽がまぶしいということ 
ふっと或るメロディを思い出すということ 
くしゃみをすること 
あなたと手をつなぐこと

・・・・・・・・

いま遠くで犬が吠えるということ 
いま地球が廻っているということ 
いまどこかで産声があがるということ 
いまどこかで兵士が傷つくということ 
いまぶらんこがゆれているということ 
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ 
いま生きているということ
鳥ははばたくということ 
海はとどろくということ 
かたつむりは這うということ

人は愛するということ 
あなたの手のぬくみ 
いのちということ  
 「生きる」谷川俊太郎 より一部引用