「長い家の殺人」 歌野晶午 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

完壁の「密室」と「アリバイ」のもとで発生する、学生バンド“メイプル・リーフ”殺人劇―。「ミステリー史上に残ってしかるべき大胆なアイデア、ミステリーの原点」と島田荘司氏が激賞する、この恐るべき謎を、あなたの脳細胞は果して解けるか?待望久しかった大型新人の鮮烈かつ恐愕のデビュー作。 (裏表紙より)



確かに面白いトリックでした。

ルーム番号に馴染が薄いギリシャ文字のα、β、γ・・・

この辺りが臭いとは思っていたんですが、

ここまでのトリックはまるで予想がつきませんでしたΣ(・ω・ノ)ノ!


でもですね~

デビュー作だということを考慮しても、

ストーリーがちょっと陳腐に感じられます。

後半で元の仲間が突如登場して、

話を聞いただけで電光石火のようにトリックを暴いてしまうのも

なんか雑(´_`。)


フィクションミステリーで、

これは言ってはいけないことかもしれませんが、

現実問題として、

こんなトリックで殺人を犯す馬鹿がいるだろうか?

仮にも完全犯罪を目指す犯人が、

やたら手間と時間をかけてるわりには、

途中で気づかれる可能性が常にあります。

偶然にも助けられなければならないことを考えると

リスキー過ぎるにも程があるっていう感じですよね~( ̄ー ̄;


トリックに溺れた作品だったような気がします(^▽^;)