「震度0(ゼロ)」 横山秀夫 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

○阪神大震災の朝、N県警本部警務課長・不破義人が姿を消した。県警の内部事情に通じ、人望も厚い不破が、なぜいなくなったのか? キャリア、準キャリア、叩き上げ、それぞれの県警幹部たちの思惑が、複雑に交錯する……。組織の本質を鋭くえぐる長編警察小説。 (裏表紙より)
震度0 (朝日文庫 よ 15-1)/朝日新聞出版
¥840
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警察モノは好きな自分ですが、

これはちょっと好みには合わなかった(^▽^;)

阪神大震災に併せて、

警察署内でも幹部の疾走という激震が走り、

みなそれぞれの立場を少しでも有利な人事を得ようと、

情報戦とふところの読み合いとなるわけですが・・・

まあ組織の権力争いが好きな人には面白いのかもしれませんが、

個人的にはそんな出世ゲームの裏側を見せられても、

あまり興味が湧かないな~

むしろ、

震災で大変な時にこいつらはこんなことをって感じです。

で終わってみれば、警察署内は震度ゼロだったみたいな・・・

う~ん、なんだかな~( ̄_ ̄ i)

 

 

○臨場――警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆(くつがえ)してきた。人呼んで『終身検視官』――。組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描いた傑作警察小説集。全八編。(裏表紙より)

臨場 (光文社文庫)/光文社
¥620
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TVドラマでもお馴染みの原作本です。

これはさすがに面白いです。


ただ驚いたのは、

原作本はやけにあっさりしていることです。

ドラマの脚本は一応積み重ねがあって、

被害者に何があったかを根こそぎ拾って行きますが、

ここでは臨場して全てを見通してしまう

スーパー検視官!ですあせる


短編だから仕方ないことですが、

あっという間に根こそぎ拾ってしまうのは、

ちょっと読み応えがないかも(^▽^;)


しかしこのドラマの脚本家は凄いな~

偉そうに云える立場ではない自分ですが

いい仕事してますよ合格

ドラマの脚本って大事ですね~ヽ(゚◇゚ )ノ