「鬼」 今邑彩 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

引きこもっていた息子が、突然元気になった。息子を苛めていた子が、転校するというのだが…「カラス、なぜ鳴く」。かくれんぼが大好きだったみっちゃん。夏休みのある日、鬼になったみっちゃんは、いつまで待っても姿をあらわさなかった。そして、古井戸から…「鬼」。他、言葉にできない不安、ふとした胸騒ぎ、じわじわと迫りくる恐怖など、日常に潜む奇妙な世界を繊細に描く10編。ベスト短編集。(裏表紙より)
 
 
鬼 (集英社文庫)/集英社
¥650
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これはなかなかどれもが楽しめる短編集です。

ほとんどがオチはグレーになっていて、

事の顛末は、

読者の想像にお任せになってます。

まあこの想像がよりぞくぞくさせてくれるわけでありますが( ̄□ ̄;)!!

内容もユーモラスなものもあれば、

ブラックもの、ミステリー要素溢れるホラーと、

いろいろバラエティ豊かに揃っています。

 

個人的には「メイ先生の薔薇」は想像次第では

かなり怖い作品です(((゜д゜;)))

他にも表題の「鬼」、「シクラメンの家」とかも

想像を掻き立てられますね。

全編を通じて、ハズレ作品が見当たりません。

さすがベスト短編集ですね。

楽しませてもらいました(*^▽^*)