「澪つくし」  明野照葉著 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

現代社会とは無縁と思われる習わしや言い伝え。その禁忌を破ったとき、平穏だったはずの世界が、恐ろしいものへと豹変する―。人の死にまつわる不思議な力を持つ家系に生れた女性の哀しみを描いた、著者のデビュー作「雨女」、その続篇となる表題作など、哀しみと恐怖に溢れる八篇を収録した短篇集。(裏表紙より)
澪つくし (文春文庫)/明野 照葉
¥610
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どれも短編ながら読み応えがありますね。
ホラー系の話なんですが、
怪物や殺人鬼が暴れまわるような類ではないので、
ビックリするような怖さはありません。
いかにも日常にありそうなリアリティ感があり、
誰もが陥るのではないかとういう
後からジワジワと滲み出てくる怖さがあります(((゜д゜;)))

物語に出てくる風習や古くからの言い伝えなど、
いかにもありそうな感じで(本当にあったりして
上手く物語に溶け込んでいるので、
より怖さを増しているのだと思います。

 明野さんの作品は初めて読みましたが、
これは面白かったです。
他の作品も興味が湧いてきました(・∀・)