「殺戮にいたる病」 我孫子武丸著 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。(裏表紙より)


冒頭からエピローグで始まり、犯人が逮捕される。

なんか斬新・・・(^▽^;)


エログロな犯罪描写は気分が悪くなりますね。

作者はその異常性を事細かく描いてくれるので、

想像力貧困な自分でも

容易に目に浮かんでくるのは不快感の極みです。

しかも犯罪はどんどんエスカレートして行く・・・

たまりませんね~(´_`。)


これは叙述トリックなので、何か仕掛けがあるとは予想してましたが、

途中、あまりの惨殺シーンでそんなことはどっか飛んでしまいました^^;

もちろん飛んでいなくても、

衝撃のラストまでずるいくらいのミスリードをしてくれるので、

最後に、あっ!やられた~まんまと嵌められました(><;)

となること間違いなしです。


読後の爽快感はありませんが、

このやられた感はでかい溜め息ものです( ´ー`)=3

とてもよく構成された作品ですね。


衝撃の大どんでん返しが好きな方にはお薦めだと思います。