「世界の終わり、あるいは始まり」 歌野晶午著 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

東京近郊で連続する誘拐殺人事件。誘拐された子供はみな、身代金の受け渡しの前に銃で殺害されており、その残虐な手口で世間を騒がせていた。そんな中、富樫修は小学六年生の息子・雄介の部屋から被害者の父親の名刺を発見してしまう。息子が誘拐事件に関わりを持っているのではないか?恐るべき疑惑はやがて確信へと変わり…。既存のミステリの枠を超越した、崩壊と再生を描く衝撃の問題作。 (裏表紙より)

いきなり誘拐事件発生、そして惨殺・・・(゚Ω゚;)
それが何度も繰り返される。
対岸の火事を余裕で見ていた富樫修は、その火の粉をかぶる破目に・・・
被害者ではなく、限りなく黒に近い加害者の父親としてです。

警察も馬鹿じゃないので、いずれ捜査の手が伸びてくるだろう。
仮に息子が犯人だったら家族は、俺はどうなる?
家族は大事だが自分も大事でしょうがない
ちょっと情けなく頼りない父親です。
そんな父親がやるべきことはいったい何なのか・・・
なかなか面白く、興味深々で読み続けましたが、
あれれ?どうしたぁ~夢か現か(?_?)
こんな構成展開はたまにお目にかかりますが、
これは好き嫌いがハッキリ分かれる作品ですね~(^_^;)

う~ん、面白いと言えば面白いかもしれないが、
最後はふりだしに戻る(あるいは始まり)みたいな
読者に好きに想像してよって感じの終わり方は、
自分はどちらかと言うと嫌いかなあ~
不完全燃焼を起こしちゃいますね。
なにせ想像力が貧困なもんで( ̄ー ̄;

再読すればこの構成をもっと理解できて、
また何か新しい事が発見できそうな気がします。
もっと面白味が湧くかもしれませんね。
でもちょっともういいかなσ(^_^;)