「図書室の海」 恩田陸著 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

なんか微妙な一冊ですね~(^_^;)


短編10部で構成されてますが、

全体的な印象としてワケ分からん作品が多いです。

あとがきを読んで分かった事は、

別の作品の予告編、番外編みたいな短編集だったということですね。

自分が本編を読んでいるのは「ピクニックの夜」だけ、

この短編が「ピクニックの準備」にあたります。

まあ、これが読みたくてこの本を読んだのですが・・・

これは確かに本編を読んでいるからこそ面白く読めますが、

単独の作品としては理解不能だと思います(;^_^A


一番最初の「春よ、来い」、

これは同じ場面がリピートしていますが、

いつの間にか娘が母親の立場になったりして、

デジャブー、タイムパラドックス要素を含んだ不思議なお話です。

奇妙な感覚で面白さはあります。

それで3回も読みましたが、理解できませんでした(^^ゞ

なんか罠にハマった感じです。


「オデュッセイア」は意志を持った城塞都市が、

住民とともに世界を旅する話。

このような設定は好きですが^^

もっと話を膨らませてくれたほうがよかったかも・・・


「図書室の海」は「六番目の小夜子」、

「イサオ・オサリヴァンを捜して」は「グリーンスリーブス」、

「睡蓮」は「蜜の眠り」にリンクしてるそうですが、

なんとなしに面白い感はあるものの、

やはり本編を知らないので、物足りなさが湧きおこります(´_`。)


後書にもありましたが、

この本は恩田さんが好きで、

恩田作品を数多く読んでいる人の為の本であり、

そうでない人はその本編を思い浮かべて楽しめるとありますが・・・

どーだろう、やっぱり微妙~(^_^;)