「夜のピクニック」 恩田陸著 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

北高の伝統行事「歩行祭」、

80キロを全校生徒で夜を徹して歩くというイベントの中で、

高校3年生の甲田貴子と西脇融、この2人の特殊な関係が

柱となって物語が進んでいきます。

このイベントで貴子が企てる切ない賭けの結果は・・・


たった1日の出来事なのですが、

高校生活の思い出を上手く凝縮してますね。

そして何よりも自分が抱える悩みや葛藤があるけれど、

そこには友人がいてフォローしてくれる。

素晴らしい~(°∀°)b

持つべきものは友!
主人公の2人のそれぞれの友人がまた良い奴ばかりです。


クラスメイトの高見光一郎、クラスに必ずいそうなお調子者。

脇役なんですが、個人的にこいつは大好きなキャラです。

妙な親近感が湧いてきます(^_^;)


アメリカに転校してしまった杏奈(貴子の親友)が、

唱えた”おまじない”には感動しちゃいました。

思わぬ闖入者がキーパーソンになったりして、

心憎い仕掛けが施してあります。

淡々とした流れのストーリーですが、飽きることありません。


多少大人びた感の高校生であることが気になりますが、

・・・自分がガキっぽ過ぎたせいかも知れません(^^ゞ 

ほとんどが共感できることばかりです。


この手の話は自分自身の高校時代がオーバーラップしてきますね。

ましてや自分も北高出身で、

「××強歩」といった20K弱の距離を歩く行事がありましたし・・・

出身校がばれるな~あせるまあいいけど(^O^)


久しぶりに高校時代の仲間達を思い浮かべ、

苦笑することばかりが頭を過ぎっていきました(^▽^;)

あぁ~青春は~燃える陽炎かぁ~♪


ほのぼのしたノスタルジックな気分にどっぷり浸かることができたし、

自分もこの歩行祭に参加している感覚で

楽しむことができました☆☆-( ^-゚)v