「ドミノ」 恩田陸著 | 影丸のブログ

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ひさかたの
ひかりのどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
 by 紀友則

人生における偶然は、必然である―。


この1行の冒頭から始まり、

何気なく40頁ぐらい読んでふと思う・・・なんだこりゃあ。

話の筋が見えてこないはてなマーク

内容が頭に入らないあせる


それは短い章ごとに登場人物がやたら現れる。

そんなのが淡々と続くので、

もの覚えの悪い自分には把握しきれませ~ん(><;)

”挫折”の文字が頭をよぎりました。


うーん、もっと集中しなければ・・・

がんばれ、自分!

てなわけで、最初から読み直し汗


今度は登場人物がでるたび、

巻頭にある登場人物一覧(27人と1匹)

・・・多すぎるつーの∑( ̄□ ̄;ノ

に戻っての、いちいち人物確認しながらの面倒な読書になりました。


関連のなかった登場人物の遭遇が始まると

話の筋がだんだん見えてきて、ちょっと安堵感。


進むにつれて、ここで絡みあうのか・・・なんて

ようやく次なる展開を期待する気持ちが湧いてきます。

読み続けてて良かったあぁぁ(T T)


なんとか登場人物も頭の中に入ると、

キャラクターも明確になるので、お気に入りのキャラも出来てきます。

その発言や行動に笑ってしまい、なんか楽しいぞ♪


ランダムに散らばった複数の点がどんどん結びあってきて、

やがては大きな点に・・・いや、1本の線です(^_^;)


この頃には話の展開も大きく広がり、スピード感も増して、

いつのまにか夢中になっていました。


なるほど、

ドミノってひとつひとつ並べていくのは退屈、苦痛の作業ですが、

倒し始めたらもうとまらない爽快感、

最後まで倒しきった時の満足感がありますね。

納得しました。


カバー裏に記述されている

抱腹絶倒、スピード感溢れるパニックコメディの大傑作!


まんざら嘘ではなかったです。