ポスト小泉は「アジア重視にシフトを」 山崎拓前副総裁
2006年 1月 2日 (月) 19:01

 山崎拓・自民党前副総裁は1日付のメールマガジンで「ポスト小泉」に触れ、内政面では「小泉政権の改革路線の踏襲」を求める一方、外交政策では「アジア重視に大胆にシフトすべきだ」として路線転換が欠かせないとの考えを示した。

 山崎氏はこのなかで、小泉首相の靖国神社参拝などで「政冷経熱といわれる中国や韓国との関係」に言及し、「正常化を図る必要がある」と指摘。そのためには「お互いの主張にお互いが謙虚に耳を傾け、冷静さを取り戻し、早急に打開策を探るべきだ」と強調した。

 山崎氏は今月訪中して11日に胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席らと会談することを目指していたが、中国側から日程の調整がつかないとの連絡を受け、昨年末に取りやめを決めている。

http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060102/K2006010200600.html


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 中国も韓国も、「日本の主張に耳を傾けるつもりがない」から、首脳会談をしない(話し合いをしない)と駄々をこねているわけですが。山拓さんもだんだん意味不明になってきましたね(昔からか?)。

 そもそも山拓さんは超党派で構成された「国立追悼施設を考える会」の会長です。いわばアンチ靖国の代表なわけですが、その山拓さんですら国家主席との会談をキャンセルされました。民主党の前原代表も、靖国参拝に反対である意思を明確にしましたが、やはり国家主席との会談はできませんでした。
 
 山拓さんはこういった事実をどのように理解したのでしょうか。



■中国の対日カード
 中国は(対日外交カードがないので)「国家主席との会談」を外交カードとして使っているという判断が妥当だと思います。つまり中国は「国家主席との会談」に付加価値をつけているわけですね。格下の山拓さんや、中国に従属しない民主党の代表と会うと「カードの価値が下がる」と判断しているのでしょう。中国の国家主席は簡単に会えない人なんだよと、大物ぶっているわけです。


 要するに幼稚なんです。


 簡単に会えない大物と言えば「ローマ法王」とか「天皇陛下」などがいらっしゃいますが、こういった存在は歴史と伝統に裏づけされたいわば「形式的権力を代表」する存在です。実質的権力者ではないので職務として頻繁に誰かと会う必要もなく、なかなか会えません。

 しかしながら、国家を代表する政治家は「他国の政治家と対話することも重要な仕事」なんです。ですから会談の約束をしておいて、政治的思惑で一方的にキャンセルするということは、非常に恥ずかしく非礼なこととなります。
 中国人はいわゆる田舎者なので「非礼」の意味が理解できない。悲しいかな、日本のマスコミや山拓さんなんかも「礼儀」を理解できないわけですね。改めるべきは「非礼な中国の態度」なのですが、むしろ非礼で尊大な中国の態度に敬服すらしているように見えます。


 
■変体プレイの正体
 山拓さんはなにやらエロエロ噂がある方ですが、SMプレイもこなしていたんでしょうか。縄とかで縛られて、ムチで打たれて喜ぶという大人の遊び方(SM)があるそうですが、山拓さんが「マゾ=虐げられて喜ぶ」方なら理解できます。
 中国に意地悪されると、うれしくてしょうがないのでしょう。個人的な趣味なら別に何をやっても構いませんが、マゾ外交で国益を損なうような方針を公言するようなことは控えて頂きたいと思います。日本の国論が割れて喜ぶのは「中国」ですから。


 山拓さんも、小泉首相の”おなさけ”で「国会議員」と「首相補佐官」の肩書きを持っているわけで、反小泉にまわれば当選すらも危うい。子分の武部幹事長が出世して自民党の歴史的大勝利に貢献したわけですから、そろそろ引退を考えてもよい時期だと思います。


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