昨日は三男を歯医者へ連れて行き、午前中少しだけ美術館へ行ってきました。
実はずっと行きたかった展示会があったのです。
それは‥
エジプト展
古代エジプト展 第１弾は行けなかったのですが、今回第２弾を楽しんで来ました。
エジプト文明には興味があります。漫画、王家の紋章の影響でしょうか。
ワンパターンな展開に途中から読む事を辞めてしまいましたが‥未だに連載中で完結しないであろうマンガとして有名です
色々な神様がいて、犬、鳥、蛇など有名ですが、フンコロガシ（虫）が衝撃的でした。
最初カブトムシかと思いましたが。
後ろ向きで丸い糞を転がす様子が、ラー神が太陽を転がす姿を連想させたそうです。
フンコロガシはスカラベと呼ばれていたそうです。
フンの中に卵を産み付け、その卵はフンの中で孵化し成虫となって外に出てくるという習性があり、このことから、スカラベはフンの玉＝太陽から生命を産み出す創造や再生の象徴として崇められたようです。
黄金の戦車にも細かい文字や模様が彫ってあり、読めないけど見応えたっぷりでした。
当時の信仰や神話がこういった道具に記録されていたりと、言葉は違えど伝わってくるものがあります。
ミイラを作った時取り出した臓器を保存する箱も展示されていました。
不老不死への憧れ、死者のよみがえりが信じられていた文明です。
ミイラの作り方を知った時は衝撃的でしたが、知れば知るほど興味深い文明です
そして、権力争いで身内に毒を盛られる事が多かったようです。従兄弟、兄弟といえど心を許す事が出来ない。鎌倉殿の13人を思い出しました。
今週は承久の乱、来週は北条義時は毒殺されてしまうのでしょう。
独裁者の最期は悲惨です
プーチン大統領も引き返せないのだろうけど、やけにならず何とか戦争終了へ向かって欲しいものです。