この週末、「Pure」のDVDをずっと見てたのですが、


合間に小説の方も本棚から引っ張り出してきました。


原作の中でもかなり好きなお話の一つで、今までに


何回読んだことか・・・読むたびに胸キュンです。


大筋は一緒でも原作と映画では設定が少し違ったり


するのですが、映画で割愛されているエピソードの中に


七夕の大笹を搬入するエピソードがあります。


笹の搬入、設置をギイをはじめそうそうたるメンバーで


手際よく終え、打ち上げの算段をするシーン。


お祭り好きの面々が、夕食後の時間を思い思いの


時間に当てるために、打ち上げを夜ではなく


夕食前に時間を区切ってすることに納得をした


タクミのモノローグ。


”明日は月曜日で、朝から授業があるのだ。

 消灯後にあれこれしてては、時間が足りない。

 平日では寝坊なんかできないし、それになにより、

 いつまでも不埒な気分を引きずっているわけには

 いかないのだ。まだ学生なんだから。

 ちゃんとケジメなければ、楽園は簡単に

 崩壊してしまう。

 彼らの言わんとするところは、つまり、

 そういうことだった。”

-ごとうしのぶ著 角川ルビー文庫「Pure」より引用-


この一節が大好きなんです。


原作はちょうど10年前に読んでいるので、その頃既に


大学生でわりと時間に融通の利く身だった私。


有り余る時間を持て余し、その頃はこの文章の大切さが


わからなかった。


でも、社会人になって、社会的な責任を


持たなくちゃいけなくなってからこのくだりを読むと


ハッとさせられた。


楽しいことばかりにどっぷり浸かってるわけにはいかない。


自分がなすべきこと、果たすべき義務をきちんと


果たしてこそ、楽園の住人となる権利がある。


本当に、タクミくんシリーズからは切ない気持ちだけじゃなく


大切なこと、人生の本質とか深いところまで


教えてもらってる気がします。


大事な教科書です(笑)


前に大ちゃんの雑誌インタビュー記事を読んでから


心がけてる、「自分に厳しくする」ということにも


関係してくると思うのですが、「タクミくんシリーズ」と


「大ちゃん」という楽園を目いっぱい楽しむために


ちゃんと時間を大事にケジメていきたいと思います。


だから神様、せめて夢で大ちゃんに逢わせて下さい(笑)