コパ・アメリカ・センテナリオのグループリーグが終了した。
FCバルセロナ所属5名の選手評は以下の通り。

“低迷するチリ代表ブラーボ”
バルサ所属GKブラーボはシーズン終盤に負傷をしたが、そのことがコパ・アメリカにも響き、アルゼンチン戦での2-1の敗北を避けることができなかった。またボリビア戦(2-1)においても力を存分に発揮しているとは言えず、パナマ戦(4-2)でも失点を防ぐことはできなかった。

いずれにせよ、チリ代表チームの核となる選手であることは間違いなく、今後の巻き返しに期待が集まっている。

“アウベス、方向性を失ったブラジルの主将”
元バルサの右サイドバックのダニエウ・アウベスは現在ユベントス移籍手続き中だ。ブラジル代表の主将アウベスはエクアドル戦とハイチ戦でウィリアンとコンビを組み活躍した。

エクアドル戦(0-0)での活躍はまだ何かが足りなかったが、脆弱なハイチ相手には7-1で勝利した。しかしその後のペルー戦では1-0で無残に敗退してしまった。

ブラジル代表では最高レベルの選手であるアウベスだが、ミッドフィールドやフォワードに優れた選手がいなければ勝てないという事実が浮き彫りになった。
アウベスは自分のプレーを批判しているが、かなり前からアウベスのプレーにはアイデンティティが欠乏しているように見える。特に今シーズンのアウベスには才能の閃きが見られなかったと言える。

“フラストレーションを感じるスアレス”
欧州において前シーズンNo.1のフォワードとの呼び声が高かったルイス・スアレスはコパ・アメリカでまるで別人のように打ちひしがれていた。
ベネズエラ戦でのスアレスの失望はウルグアイ人達の失望を象徴していた。

不運な負傷に見舞われたスアレスは自国代表で思うようにプレーすることができなかった。
しかし、FCバルセロナにとってはスアレスを休める良い機会であり、この展開に胸をなでおろしたことだろう。

“勢いを増すアルゼンチン代表のメッシ”
レオ・メッシはパナマ戦で立て続けに3度のゴールを決め、アルゼンチン代表の準々決勝進出を確定した。

とはいっても肩の不調を抱えたメッシは本調子なわけではない。
それにも関わらず、交代出場で3ゴールを見事に決めてみせた。ゴールのうちの1つはFKであり、マラドーナのメッシに関する批判への最高の返答といったところだった。
マラドーナは「メッシは個性が無いからリーダーにふさわしくない。」と語ったが、メッシはハットトリックを決めることで自己流に返答した。

メッシの髭は縁起担ぎのようで、選手自身「もし剃ったらチームのみんなに殺されるよ(笑)」と語っている。

“注目を浴びるマスチェラーノ”
アルゼンチンの核となる選手の1人であるマスチェラーノはタタ・マルティーノ監督からの信頼も厚い。また自国代表での役割はバルサのものと大きく異なる。

アルゼンチン代表においてはバネガとペアを組みセントロカンピスタの役割を務めており、非常にのびのびとプレーしている。

またマスチェラーノは、現在ユベントスから高額のオファーを受けており、バルサからの離脱か否かが現在非常に注目されている。
一方で、バルサはルイス・エンリケ監督の評価も高いマスチェを引き留めようと手を尽くしている。