地球が静止する日



過去のSF映画をリメイクしたらしいですが、

たしかに懐かしいテイストがそこかしこに感じられます。

ストーリーも一直線。とーってもわかりやすい。

「古き良き日のSF」を思い起こさせる、オレとしては楽しめる作品でした。


ケチをつけるとすれば、出てくる異星人の思考が、

あまりにヒューマニスティックなところ。

つまり、「地球人的良心を持っている」ところだと思います。


それともう一つ、アメリカ政府の馬鹿さ加減

ファースト・コンタクトだっつーのに、にいきなり発砲したり、

(軍も警察も全く統制がとれていない)

外科医にマスク一つで手術させたり、

(未知の病原菌に汚染されたらどうするんだ)

自白剤だかなんだかを注射したり、

(ショック死したらどうする)

あげくの果ては、ミサイルを使って攻撃してみたり、

(・・・)


もう、やることなすこと、馬鹿丸出し。


セントラル・パークじゃなくて、代々木公園にでも着陸した方が、

余程話が通じたんじゃないか?

なんて、思わずツッコミ入れたくなります。


でもまあ、そこら辺はご愛敬。


この話の骨子は、

「これ以上、人間が地球環境を悪化させると、とんでもないことになるよ」

ということだと思います。


そういったことを受け止めて、

我々は今日もエコエコしつつ暮らさねばね♪