邪魔〈上〉


邪魔〈下〉


及川恭子、34歳。
サラリーマンの夫、子供二人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴一年。
平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。
恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。
日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織りこんだ傑作。
(Amazon紹介文)



素晴らしい小説です。

テーマ的には、「人間、窮すると最後には何をするかわからない」というものなんでしょうが、

「小説とは描写である」と言い切る作者の作品だけあって、

簡単には「お題」解読をできないような構造の作品になっています。


上下巻ですが、全く長さを感じさせない作品でした。