恋愛中毒 (角川文庫)/山本 文緒



ま、またホラーでありました・・・。

あ、いやオレは、日常に潜む狂気こそがホラーの本質だと思っている人なので、

そういう意味で、「ホラー」という形容をするわけですがw


いやーしかし、今回ばかりは、登場人物の誰にも共感できませんでしたね。

読後感の悪さだけとれば、『群青の夜の羽毛布』を遙かに上回りますw


これは多分、オレが「人を恋していたい/愛されたい」と思うタチではなくて、

どちらかというと、「人に必要とされる存在でありたい」と思う人間であることが原因であると思います。


しかしそうやって、「とても共感できねぇ」とか、「もう勘弁して欲しい」とか思わせつつも、最後まで一気に読ませてしまう山本さんの筆力は凄い。流石です。


しかし、(繰り返しになりますが)オレにとっては読むのがとてーも辛い小説でありました。

口直しにコメディーでも読みたい、かな・・・ww