
大正時代、化粧師(けわいし)として生きる青年・小三馬(椎名桔平)は、その化粧によって女たちの生きざまや信念、そして人生までをも変えていく…。
監督は、化粧さながらに映えていく女たちと、彼女らを化粧で後押しする男の偶像を真摯に描いている。
椎名が寡黙な主人公を好演。女たちには管野美穂、池脇千鶴、柴咲コウなど。
特に元気はつらつの中に報われぬ恋の哀しみを秘めた管野の演技が素晴らしい。
(Amazon紹介文より抜粋)
「化粧師」というのは、今で言う、メイクアップからヘアスタイリング、服のコーディネイトまで請け負う、化粧の総合サービス人。
その化粧師である主人公を中心として、色々な女性の人生が交錯していきます。
文字通り「化粧」をテーマにしていますが、
しっかりしたドラマと、感動的展開、映像美、音楽、
そしてラスト近くの「どんでん返し」は素晴らしく、
女の人はもちろん、是非男の人にも見て欲しい作品だと思います。
特に貫かれている、「化粧は心にするもの」というのは、
男のオレが観てても、納得。
要するに、自分というものの、モード(気持ち)を変えていく作業なんですよね、化粧にしろお洒落にしろ。
映像特典のインタビューで、石田あゆみさんが、
「女は紅一本ひくだけで、気持ちを変えていけるけれど、男の人にはそういうのって無いんじゃない?(笑)
服とかも同じようなデザインばっかりだし(笑)
欲しいでしょう?男の人も、そういう(化粧みたいな)もの?(笑)」
と言っておられたのが、実にその通りだなあ、と思いました。
というわけで、オレは今日も気分を変えるために、
キモノ着て外に出掛けるのでありました(笑)
ちなみに、この映画、ありとあらゆるキモノ(日常着~振り袖まで)が出てきます。
キモノ好きor興味持ってる人には、観ておいて損はない映画なのでは?