
※ 以下、強めにけなしております。
エンディングまで見た結果、それでもファンだ、という方は、
読まない方がよろしいと思いますんで、ご了解くださいな。
また、システム云々については、長くなるので何も触れていません。
まだ未プレイの方で、「RPGにおいて、シナリオなんてどうでもいい」と思われる方には、
この作品は個人的に、(ベストとは言いませんが、そこそこ)オススメです。
で、本題。
はっきり言って、良くありません。
最初の頃は、伏線などから、傑作としてエンドまで行くのを予感させながら、
中盤以降の展開は、ガタガタ。破綻だらけです。
頭でっかちに色々盛り込もうとした結果、作ってる人間の方でさえ、
何が幹で何が枝なのかさえ、わからなくなってしまったんじゃないでしょうか。
テーマである「死」についても、特に深い考えもなく、ともかく浅い。
雰囲気だけで盛り上げた、という印象です。
これでは「死」がただの、「周りに哀れまれつつ、カッコ良く眠る方法」のように見えてしまう。
要するに、作り手の自己愛を強く感じてしまいます。
全編に流れる、
「選ばれて、世界を護るボク。たった一人ずば抜けた凄いボク。一般人は腰抜け」みたいなノリは、
自分がそういう「選ばれた」人間でありたいっつー、モラトリアムな方には楽しめるかもしれないけれど、
オレはそこまで自分に酔っぱらって生きることはできないんで、到底無理でした。
印象としては、「エヴァ(のようなもの)をつくろうとしたが、劣化版留まり」になってしまった、という感じです。
恐らくこのゲームの監督さんは、「物語」というものを作るのが、本質的に苦手な方なのでしょう。
今までのアトラスの(メガテン/ペルソナ系)ゲームのストーリーに比べて、
シナリオに関して言えば、数段も落ちる出来映えだと思います。
まあそういうわけで、
少なくともRPGジャンルに限れば、
ともかくオレは、この監督が作ったゲームは、二度と買わないでしょう。
気持ちが悪いんですよ。
自分の自己愛に無自覚な人の内面に触れるのって。
ちなみに今、口直しにアバタールチューナーをプレイ中。
今のところ、中々イイ感じ。
クールヘッド・ウォームハートなのが良いですね。